2025年度関東学生ラクロスリーグ戦第2戦戦評

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。
2025年7月27日に行われました、リーグ戦第2戦の試合結果をご報告いたします。
開幕戦を勝利で飾った慶應、対するは昨年Final4で対戦をしている一橋大学。1位通過が欲しい慶應にとって負けられない1戦となりました。
1Q
照りつける日差しの中、試合開始の笛が鳴り響きます。#99 増成が素早い反応を見せ、慶應にポゼッションをもたらします。しかし、簡単なミスにより相手の攻撃となります。5分ほどの一橋の猛攻の末、鋭い左ランシューがゴール右上に突き刺さり0-1。欲しかった先制点を奪われます。しかし、直後のフェイスオフ、#99 増成からのパスを受けた主将#3 池田の力強いショットで1-1。すぐさま同点とします。その後も慶應の攻撃は続きます。#52 鈴木孝人が裏から仕掛け、得意のまくりショットを放ち、1度は弾かれますがこぼれたボールを#4 福田天真が押し込み2-1。一橋大学からリードを奪います。その後は押し込まれますが耐えしのぎリードを持ったまま、第1Qを終えます。
2Q
相手のクロスがルールに反していたため、慶應は人数有利からのスタートとなります。試合再開直後、#37 太夫からパスを受けた#4 福田天真が左上からの強烈なショットを叩き込み3-1。リードを広げます。その後、慶應の人数不利などにより、ピンチを迎えますが守護神#2 岩城の驚異的な反射によるセーブでゴールを奪わせません。彼のセーブから生まれた慶應の攻撃。中央でパスを貰った#11 大類が軽々と相手を剥がし、十八番のジャンシュー。これがゴール右下に決まり4-1となり前半を終えます。


3Q
後半開始のフェイスオフは慶應の反則により、相手の攻撃となります。ストーリングの警告が出る中、相手の右上からの鋭いランシューがゴール右下に吸い込まれ4-2。1点を返されます。その後も相手の猛攻が続きますが#2 岩城を中心に守り抜きます。3Qも残り半分。ようやく慶應の攻撃が始まります。#3 池田の強靭なフィジカルを活かした1on1から爆発力のあるショットで5-2。主将の一撃で流れを取り戻します。未だ慶應の攻撃は続きます。ゴール右横でボールを持った前節MVP#13 中西からゴール前にいたこの日絶好調#4 福田天真が流し込み6-2とします。
4Q
疲れも見え始める4Q。#99 増成の安定した手元から慶應の攻撃が始まります。右上でボールを持った#4 福田天真が相手を置き去りにし、力強いランシューがゴールネットに突き刺さり7-2。#4 福田天真のこの日4点目となるゴールでリードを確たるものにします。得点後にはピンチを迎えますが、4Q途中から入った#41 門井が安定したセーブを連発し、反撃の芽を摘み取ります。試合終盤、U20に選出された#31 佐藤仁一郎がゴール前でフリーになりますが、惜しくもショットは枠の外。追加点とはなりません。相手の反撃を許さず、最後まで主導権を握ったまま試合終了の笛が鳴ります。


試合結果
1Q 2-1
2Q 2-0
3Q 2-1
4Q 1-0
よって、7-2で慶應の勝利です。
灼熱の中、第1戦に続き勝利を収めることが出来ました。勝って兜の緒を締める思いでこの先の日本一に向かって精進してまいります。
引き続き熱いご声援の程よろしくお願いいたします。
