【日記リレー2025 vol.29】 ~鈴木美維奈(4年/法学部政治学科/MG/白百合学園高等学校)~「意志」

千晶からバトンを受け継ぎました。
4年MGの鈴木美維奈です。
素敵な紹介文ありがとう。先日、意図せず「一方で」が出てきてしまった時はかなり焦りました。後、どこでも寝られるのは間違いなく私の強みです。これまでたくさんお世話してくれてありがとう。これからもお世話になります。
千晶は本当に優しくて広い心を持ち合わせた素敵な子ですよね。
一度でも関わったことがある人なら今これを読んで納得してくれると思います。
そんな千晶とシーズン途中から同じ仕事に携わることになり、私も千晶に何度助けられたかわかりません。私からも感謝を伝えたいです。ありがとう。
そんな千晶ですが、歌が本当に上手なんです。
一緒にカラオケに行くとそのうまさに毎回びっくりしてしまいます。
最近聴けてないのでぜひ次はカラオケにでも行きましょう。楽しみにしているよ!!
さて、まず初めに、平素より弊部に関わりを持ってくださっている全ての方々に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
主務という立場を通じて、本当に様々な方々のお力添えがあって初めてラクロス部としての活動が成り立っていることを日々肌で実感しておりました。
私の4年間の想い、軌跡を、述べさせていただきます。
—————
大学入学後、組織一丸となって何か目標を達成したいという想いから、体育会に入ることを決意していた。
男子ラクロスの見学会に参加した際、選手と同じ目線で、同じ熱量で、日本一という目標に対して、全力で向き合い、達成しようとする姿勢を持つスタッフの存在に憧れを抱いた。
「私もこんな人になりたい」
そう強く感じ、親に相談したところ、他大学で男子ラクロス部のMGをしていた姉と同じ道を選択することに対して心配の声があった。
親の声を押し切って入部を決意した。
入部してからの1年間は、MGとしての仕事を身につけるのに精一杯だった。人生初のマネージャーという立場で、慣れるまでにかなり時間を要した。
2年生から次第に組織運営にも携わり始める中で、
「私がMG/一スタッフとしてどのように組織に貢献できるのか。」
という問いが生じるようになった。
この答えを見つけ出すべく、残りの2年を過ごして行くことになる。
3年生。
非常にバランスの取れた先輩方が個々に強みを発揮されている中で、マネジメント方法や組織に対する向き合い方を学べる最後の学年で、自分なりの答えを見つけるべく、先輩方に相談させていただきながら、模索し続けた一年だった。
2年生の時とは異なる仕事に立候補するなど、活動の幅を広げてみたりもした。
様々な仕事を担わせていただいたが、慶應ラクロスという組織において、明確にどのように組織に貢献できるのか、貢献したいのか決まっておらず、私は、4年生を目前に、大きな焦りを感じていた。
迎えた最高学年。
自分がこの慶應ラクロスという組織で何をしたいかを考え続けた結果、より部の運営に近い立場で、組織に関わってみたいという想いがあり、主務を務めることになった。
「日本一」という目標達成に貢献したい。
そんな想いは変わらず心に宿していたものの、私が二年生の頃に感じた問いの答えを引き続き探していく中で、
もしかしたら私がいる価値なんてないのかもしれない、
そんな現実を突きつけられてしまうことが非常に怖かった。
だからこそ、あえて、責任ある仕事に身を置くことによって組織における自身の存在意義を正当化したかったのかもしれない。
同様の仕事を碧菜さんは顔色ひとつ変えずに完璧にこなしていた中で、私は、目の前の仕事に一杯一杯になることが怏々にしてあった。
自分のことで精一杯になっていた時、大きな心の支えになっていたのは、
ラクロスに全力でぶつかり、取り組んでいた部員の姿だったのは言うまでもない。
MGとしていつもグラウンドに近い立場で見てきた様々な景色、出会った感情から、本当に大きなパワーを貰っていた。
Pump up Videoを見ることも、自分自身と向き合う上で大切な時間だった。
このように過ごしてきた私がこの4年間を通じて伝えたいことは、
組織の中で自分がどう貢献できるか、どう貢献したいかについて考えることを大切にしてほしいと言うことです。
こんなに偉そうなこと言ってますが、4年生まで明確な答えを見つけることができず、そしてやっと見つけたやりたいことも当初から強い意志を持つことができていたわけではありません。
ですが、意志を持った人と持っていない人とでは、確実に周りに与える影響は変わってきますし、誰かの頑張る力にも繋がるでしょう。また、意志を持つことができていれば、岡が引退ブログで書いていた「当事者意識」は必ずついてくるはずです。
きっかけは小さなことでもなんでもいいと思います。
〇〇してみたい、と思った感情を無視することなく、どうか、正面から向き合ってあげてください。
よく聞く言葉かもしれませんが、4年間という時間は本当にあっという間です。
部活を引退した時にあれやっておけばよかったなどといった後悔をすることがないように、あなたがこの慶應ラクロスという組織において、自信を持って取り組めるように陰ながら応援しています。
——————–
続いて、感謝コーナーです。
澤本監督、井出監督、岡村監督補佐
相談に毎回真摯にアドバイスしてくださり、ありがとうございました。
監督方のご助言なしに組織運営はできなかったです。
今後はOGとして、よろしくお願いいたします。
同期
これまで、たくさんの素敵な景色を見させてくれて本当にありがとう。
異なる立場で全力を尽くして各々の役割を全うしようとしている同期の姿に、本当に大きなパワーを貰っていました。
頭のおかしい代だけど、みんなのことが大好きです。
これからもよろしくね。
同期スタッフ
言いたいことを遠慮なく言い合える関係性だったからこそ、これまでやってこれたと思います。本当にありがとう。
mtgの後に何時間も雑談してたのが懐かしいね。
定期的に会ってマシンガントークしよう
MGの先輩方
私のことを沢山育ててくださってありがとうございました。
抽象的な悩みを打ち明けても、親身になって優しく寄り添ってくださいました。
リーグ戦も見にきてくださっていたのに、結果で恩返しをすることができず、申し訳ないです。
MGの後輩
今シーズン、岡を始めとするMG組織についてきてくれてありがとう。
厳しいこともたくさん言ったけど、それでも全力で向き合ってくれて本当に嬉しかったです。
来年のリーグ戦で、みんなの成長を見るのが楽しみです。
これからは、佑佳・柚葉が引っ張るMG組織でさらに活躍してくれることを心待ちにしています。
スタッフの後輩
頼りない4年だったと思うけど、それぞれが各仕事を全うしてくれたからこそ、練習・試合を実施できていました。
本当に感謝しています。ありがとう。
家族
いつもは小っ恥ずかしくて言えないけど、これまで本当にありがとう。
自分のことに精一杯で、周りが見えないこともたくさんあり、その度に迷惑かけてしまって本当に申し訳ないです。
興味がなかったと思っていたのに、試合観戦に来てくれたり、慶應ラクロスの話をしてくれた時、実はめちゃくちゃ嬉しかったです。
私はこの組織に入って、少しは成長できたんじゃないかと思います。どうでしょうか。
あの時、慶應ラクロスにMGとして入部するという選択をして、慶應ラクロスで4年間を過ごせて私はとても幸せでした。
今後、少しずつ親孝行させてください。
ここに書ききれない方にも大変お世話になりました。
関わってくださった方々、本当にありがとうございました。
慶應ラクロスという組織に所属して、出会った人、景色、そして感情に至るまで全てが、本当にかけがえのない、私の大切な想い出となっています。
そろそろバトンを渡したいと思います。
次は副将の石川叶大くんです。
今年から幹部として何かと話し合うことが増えましたが、かなたがいなかったらどうなっていたのか不安になるくらい様々な推進役となってくれて本当に助かりました。
怪我で長期離脱を余儀なくされながらも、副将としての役割を全うし続けてくれたかなたはどんな文章を書いてくれるのでしょうか。
私も楽しみです。
それではかなた、よろしく!


