【日記リレー2025 vol.28】 「激励」~渡邉千晶(4年/経済学部/AS/慶應義塾女子高等学校)~

聖人代表、一生からバトンを受け取りました、ASの渡邉千晶です。
彼とはまあまあ仲の良い自負があったのですが、紹介文でオフなしと単位のことしか書かれてなくてガン萎えです。なんか割と良い紹介文にしちゃったので直前に直してやろうかと思いましたが、まあこのまま変えないことにします。
アーセ帯同の時、一生車には沢山お世話になりました。彼は私の自己肯定感を高めようとよく前向きな言葉を掛けてくれますが、それは私に向けてではなく自分に言い聞かせているんだと思います。心配ですね。
底なしの器を持つ寛大な彼の人間性に、遠慮のなさすぎる同期は甘えてばかりのせいで、寝言では「ごめん、俺が全部悪い、全部俺のせいだよ」と言っているそうです。
うんうん、一生が全部悪いね。
冗談はさておき、どんなに叩いても埃が出ない、何なら「全然良いよ〜」と喜んで叩かれにいっちゃうような、とにかく類稀なる完璧ボーイ(おじさん)です。
アーセコーチとしても信頼が厚く、可愛い後輩たちにイジられながらも慕われている姿を見て、本当に流石だなといつも感心しています。
最初に、平素より弊部に関わりを持ってくださっている全ての方々に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
スタッフという立場に加え、最上級生になってからより一層、弊部がいかに多くの方々に支えられているかを実感します。何一つ欠けては日本一を目指す慶應ラクロスの環境は成り立たないです。
FORGEシーズンは思いがけず終わりを迎えてしまいましたが、これからは期待に満ちた後輩たちに、変わらぬご支援のほどどうかよろしくお願い申し上げます。
さて、ついに自分の番がやってきてしまいました。
FINAL4で敗退し、なんの心の準備もなく引退となり、急に後ろから思いっきり殴られて全財産を盗られたような気持ちですが、無情にも時間は過ぎていくものです。
先日明学と早稲田の関東FINALを配信で見ていたとき、両チーム一歩も譲らず熱い戦いを繰り広げているところを目の当たりにし、受け入れ難いですがようやく引退の実感を覚えてしまいました。
そして引退した今、自分には何が残せるのかと沢山思いを巡らせました。
私は何もたいそうな事を成し遂げられていない、何ならオフなしをやりすぎて部に傷を残した情けない部員ですが、
こんな機会はきっともう一生ないでしょうから、せっかくなら自分にしか残せないことを綴れたらと思います。
非常に拙い文章ではありますが、それでもお付き合いいただけたら嬉しいです。
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本文では、AS組織において男子ラクロス経験者の先輩に囲まれてきた中、私が4年間ASをやってきて思うことと、ASに対するメッセージを綴っていきます。
私と同じ境遇の後輩のみんなや、これからASに思いを馳せ入部してきてくれる未来の後輩たちにとって、この文章が『激励』の役割を担えればと一丁前に思います。
かなりASに向けた文章なので、興味のない人は感謝コーナーまですっ飛ばしてください。
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「ASは経験者がやった方が良い」
あれは1年生の時でした。とある先輩が練習帰りの車内でこう話していて、気まずい顔をしながらも悔しい思いをしたのをよく覚えています。
あくまで本人に聞いたわけではないので憶測ですが、経験者が良い=選手と同じくらいラクロスに精通しているASの方が有能だという意味で言ったのでしょう。
きっとこの先輩は鈴木勧智さんや大石やまとさんのように、経験者として選手に近い豊富な知見を活かして(もちろん経験者としてのアドバンテージだけで到底できることではないと思いますが)勝利に直接貢献してきたAS像を知っていたからこそだと思います。無理もないです。
正直、こう思っている部員も少なくないのではないでしょうか。
なんなら逆にそもそもASなんて練習中は動画撮るだけだし、誰でもできるんじゃん?と思っている人もいるんじゃないでしょうか。
私があえてこの議題に答えさせてもらえるのであれば、経験者か未経験者かどうかは重要な論点ではない、と答えたいです。
もちろん異論はあると思います。
そしてこれも、過去の偉大な先輩方が強固な基盤を築き上げてきた前提があるからこそ言えることだと思います。
ただ、なぜ私がそう思うのか、これまでの経験から自分の考えを綴らせてください。
まず、経験者にしろ未経験者にしろ、選手と「同じ」視点に立つことには限界があります。
共通の目標に対して果たすべき役割が違うからです。これは紛れもない事実だと思います。
それじゃあ、ASが戦術理解に努めたりクリライを学ぶことは無意味だ、だって結局選手じゃないからわからないもん、と言いたいわけではありません。
戦術やクリライに興味を持つことは、自分がラクロスに対して熱量を持っている表れです。
ラクロスを知り好きになることは、スタッフだとしても普段の活動に活きる上モチベーションにもなりますから、非常に重要なことです。(岡くんも言っていましたね)
ある大学ではASがポジション毎に分かれてそれぞれで戦術理解を深めたり、選手のmtgに参加したりしているそうです。これは選手と対話する手段としての働きかけでもあり、その働きかけが選手との信頼を築くものにもなると思います。
もちろんその先に自身でフライ管理をしたり、選手に戦術を共有する立場になることもあるかもしれません。
なら、なぜ私が最初にわざわざ選手との線引きをしたのかということ。
それは、
突出した「バリュー」を追い求めるために努力を費やす時、自分の為だけになってはいけないということ、
つまりは選手に近付こうとするあまり、「チームのために」「自分が」何をすべきかを見失ってはいけないということを伝えたかったからです。
こんな心配をしなくても、常にチームを第一に考え行動できる人もいるでしょう。
ただ同じような境遇の人が、同じような悩みに陥りそうになっていたとしたら、助けになれたらと強く思います。
当時の私の原動力はこうでした。
「未経験者でも経験者と同じだけのことができると認められたい」
「前例のないことをやってこれからの後輩の希望になりたい」
こうやって言うと聞こえは良いかもしれません。
しかしこれは今の自分が振り返ってみると、
「自分が選手に認められたい」
「あの先輩みたいに私もならないと」
こんな風に「自分が」という思いが独り歩きしていた気がするのです。
当時の私は、自分の選手からの承認欲求が先行した結果、いわゆる突出した「バリュー」を追い求め、自分の適性を無視して無理に誰かのようになろうともがき、
どんどん視野が狭くなっていました。
もちろん、それだけが原因だとは思っていません。そもそも前述した私の原動力となっていた願望はあまりにも漠然としていて、目指すところの解像度が低すぎたのもあると思います。
「認められたいという承認欲求は最大の敵」
これは清さんの言葉です。あたかも私が悩んでいた時に声を掛けていただいた、みたいに引用しちゃってますが、引退後に後輩のために(糟谷が)清さんにASに対する意見をいただいた文章の中の一文です。(清さん勝手にすみません。)
振り返ってみると、この言葉は完全に当時の自分の的を得ていました。
人間だもの、承認欲求なんてごく自然なことでしょう。
必ずしも悪いことではなく、良いように使うこともできるとは思いますが、時には人を盲目にさせ、成長の足枷となる厄介なヤツでもあります。
遠回りしましたが、私が思うASの使命は、選手に求められている材料を過不足なく準備し、日本一を目指す上で万全な状態を整えることだと思います。
もしかしたらこのまとめ方が、そんなに+αのことを頑張る必要がない、向上心がないみたいなニュアンスに聞こえてしまうかもしれません。
とんでもない、決してそんなことはありません。
「万全な状態を整える」には、飽くなき探究心と不屈の向上心が必要不可欠です。何も変わらず同じことをし続けているだけでは、日本一を目指す上で「万全な状態を整える」ことは絶対にできません。
例えば1シーズンの中での期間毎に設定されているポジションでの目標(OF効率やCTOなど)を把握した上でREVIVEシーズンやPRIDEシーズンの数値と定期的に比較するとか、逆にFINAL4で負けた今シーズンのデータを最低基準として使うとか、データは常に蓄積されていくからこそいくらでも使い道は増え続けていきます。
SPLYZA一つとっても、まだまだ可能性は無限大です。
それも代によって求めるものも変わっていくでしょうから、その変化に適応すべく柔軟に対応していかなければなりません。
引退後に後輩に引き継ぐためにいただいたフィードバックを振り返ったり、糟谷と改めて話し合ったりしてみて、上記のようにやれることは沢山ありました。
どれも少し考えれば気付けることだし、すぐに実行できることもありました。すぐにできないことだったとしても、何ができるのか真剣に考えないといけませんでした。
どんな言い訳を並べても無駄なのです。情けないですね、過ぎてしまったことはどうしようもできないから。
だけどせめて情けないながらも、これを残すことによって後輩の叩き台になればと思います。
長々と綴りましたが、最後に伝えたいことをまとめさせてください。
私たちASは飽くなき探究心や不屈の向上心を絶やすことなく、「今」選手が求めていることを把握し、必死にもがき続けることが何よりも大切です。
もちろん、型破りな挑戦に突き進むことも立派です。私にはできなかったことなので、私はその勇姿を讃えたいし、応援したいです。そういう人がどんどん慶應ラクロスを前に引っ張っていくのでしょう。
ただ、どんな人でもたまには立ち止まってみて、自分を俯瞰してみてほしいです。
今のチームには何が必要なのかを考え、その上で自分が割くべきリソースをちゃんと見極めてください。
常に今のチームのために「あなたが」できることを考え誠実に行動し続けていれば、
その積み重ねが着々と信頼を築き、確実にチームを前に進める歯車になります。
厳しいスポーツの世界だからこそ、勝つことでしか肯定されない、それどころか、ASという存在は勝ってもスポットライトが当たらないかもしれません。
それでもどうか、あなたが誠実に歩みを進めてきた軌跡に対する誇りを忘れず、チームのために「考動」し続けられる人でいてほしいです。
覚悟を決めて自ら険しい道を選んだあなたが、
チームの力になりたいと足を止めずに頑張るあなたが、
最後に自分を肯定してあげることができますように。
これをもって、私からの『激励』とさせてください。
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それでは恒例の感謝コーナーに入ります。(ここからが本番です。)
感謝しなければならないことがあまりにもある上、いざそれを文に残すとなると長くなりすぎて、本文の文字数を超えちゃいました。(!?)
聞くところによると感謝コーナーが長い日記リレーはあまり良く思われないみたいですが、個人的に感謝コーナーは内輪のメッセージだとしても、その人がどんな想いを抱えてこれまでやってきたのか垣間見える気がして、あまり関わりのない先輩とかでも結構しっかり読んでしまうような、日記リレーの中でも好きな部分です。
感謝は直接伝えたいタイプではありますが、私はここぞという時に伝えたいことを上手く伝えきれない口下手な人間でもあるので、せっかくだからここに残させてください。
もちろん興味のない方や、ウィンターを控えた期待溢れるアーセのみんなはどうか壁当てとジムにでも行ってください。
まずは同期へ
増田も言っていたけれど、この結末を知っていたとしてももう一度この代でこの部活に入りたいと思うほどには同期が大好きです。
プレー中とふざけている時のメリハリは凄まじいもので、部活や飲み会でとんでくる度が過ぎた発言には耳を疑うし、この4年間で自分が黙認してきた積み重ねでとんでもないノンモラルモンスターたちを作り上げたのかと自己嫌悪に陥りさえもしますが、それでも私にとって大好きでかけがえのない存在です。
同期のみんなの活躍を見る度、もう一度頑張ろうと思わせてもらいました。
回顧録みたいになってしまってイタいかもだけど、みんなのことを1番カメラ越しに見てきた同期ASとして、少し振り返らせてください。
サマーで初めてみんなの涙を見たこと。
gupを欠かさずチェックするひたむきなまっちゃんが、つま恋でベストゴーリーに選ばれたこと。
翼に負けまいと永遠にまくり練習してた山田が、あすなろで何回もスコアしたこと。
あすなろの準決勝で、青木が倒れながら振り絞って出したパスが海に通って、点が決まったこと。
2年にして早慶戦に出場した池田がスコアしたこと。
スプリングで同期で唯一まだ得点してなかった海が、最終戦の決めどころでスコアしたこと。
獨協戦で、2年の大山と山田が大活躍したこと。
育成の青学戦で、鵜沼が最後スコアしてめちゃくちゃ沸いたこと。
3年生の六大戦立教戦で、大山がハットトリックを成し遂げたこと。
全日で池田のビハインドが決まったこと。(1番鳥肌立ったのはやっぱりこの時かな)
最後の早慶戦、怪我に苦しんできた太夫がラストでスタンシューを決めたこと。
日体戦で、合宿で暗くなってもシュー練し続けてた関根がスコアしたこと。同期が4年の意地を見せてくれた忘れられない日体戦。
怪我でもう無理かもと言っていた増田がFINAL4に出れたこと。
育成決勝で青木と羽根田のスコアを最後に見れたこと。
こんな思わず目頭が熱くなるような、心揺さぶられる輝かしい瞬間を共にできたことが、私の4年間のかけがえのない財産であり、頑張り続けられた理由でした。
みんなありがとう。
あと余計なお世話だろうけど、1人でも多くの同期が社会人でも続けてくれたら個人的にはめちゃくちゃ嬉しいな。
そしたら絶対全部の試合見に行くから、是非カメラマンでも差し入れおばさんでも何でもやらせてください。
みんなの中に留まったままの、誰よりもアツい熱が発散されるところを見れたら、同期のスタッフとしてこれ以上のことはないです。
同期スタッフへ
何度不仲説を吹っかけられたかわかりませんが、もう仲が良いとか悪いとかの次元は超越した関係だと思っています。
みんな言っていますが、お互い厳しいことも指摘し合えれば他愛のない雑談もできる、同期としてこれ以上にない関係性で、本当にこの7人で良かったです。(ガチ)
ボロボロの私をパッチワークのように繋いでくれたみんなに、何度助けられたことでしょう。本当にありがとう。
糟谷へ
3年生の時は特に迷惑掛けっぱなしで不安しかない同期だったと思います、沢山足を引っ張ってごめん。
4年生になってからは特にお互い何でも言い合えて、まじで良き理解者でした。ひどいイジられようですが、誰よりも慶應ラクロスを愛し、自分のなすべきことを淡々とこなしていた姿には何度も奮い立たされました。
こんな私と4年間一緒にASやってきてくれてありがとう。
福山さん、渉さん、真優さん、やまとさん、三宅さんへ
私をAS組織に迎え入れてくださり、右も左も分からない私に沢山のことを教えていただき本当にありがとうございました。
1年生の時から今でもずっと、私の憧れでありモチベーションとなってくれたかけがえのない存在です。
沢山のご迷惑もお掛けしましたし、やりきれなかった部分も多く情けないですが、先輩方のもとでASができて本当に幸せでした。
PRIDE、STRIVE、REVIVEシーズンの先輩方へ
あまりにも不器用すぎる代で、特に1年生の頃は何をやってもダメで、スタッフの先輩方を本当に呆れさせていたと思いますが、それでも最後まで見捨てずに引っ張っていってくださり、ありがとうございました。
最上級生になって、改めて先輩スタッフの方々の偉大さを実感します。
「スタッフが日本一に連れて行く」ということを常に行動で示し続けてくれた先輩方のおかげで、どうにかここまでやってこれました。
日本一の吉報を伝えたかったです。
いただいてばかりのご恩を返すことができず、申し訳ないです。
特に1個上の女子スタッフの先輩方は、いつも私を温かく受け入れてくれて、正直こんなにも仲良くしていただけるとは思ってもみなかったです。
いつも励みになる言葉を掛けてくださり、本当にありがとうございます。
これからも変わらず飲みにいきましょうね。
選手の先輩の方々も、私の原動力となってくれた大きな存在です。
先輩方の圧倒的なプレーを見て、やっぱり慶應ラクロスは最高に格好良いな、こんなにも格好良い組織の一員になれているんだと、入部当初から幾度となく私を奮い立たせてくれました。
萌音、彩名、実莉、スダヂュン、小都乃
頼り甲斐のない先輩でごめん。みんな一人ひとりがそれぞれの情熱を持っていて、すごく頼もしい後輩たちでした。ASに来てくれて本当にありがとう。
特に萌音と彩名は付き合いが長いからこそ、後輩とは思えないくらい何でも話せて、私の心の支えでもありました。不安だと思うけど、ふとした時に感じる2人の中の熱量を私と糟谷は知っているので、自分たちを信じ周りを頼り、がむしゃらに頑張ってほしいと思います。
実莉とスダヂュンはまだまだこれから悩むこともあるかもしれないけれど、入部当初よりもどんどん主体的になった2人がどんな上級生になっていくのか楽しみで仕方ないです。だけど2人とも抱え込みやすいと思うので、あんまり無理しないで。
小都乃はどんな些細なことでも隈なく吸収しようとしてくれる姿勢が、先輩としてすごく嬉しかったし育成しがいがありました。この先1人で苦労することが沢山あると思うから、上手く先輩と後輩を頼ってね。
この日記リレーはみんな向けと言っても過言ではないです。偉そうなこと書いてるけど、正解なんてないから変に気負わず自分らしく、ね。(渉さんも正解じゃなくて自分の答えを見つけてと仰っていたので)
みんなの背中を押す文章になっていたら良いな。
後輩スタッフのみんな
それぞれの強みを持つ頼もしいみんなが後輩であることを誇りに思うし、自慢の後輩たちです。みんなの笑顔に沢山元気をもらっていました。
そして沢山助けてくれてありがとう。
誰よりも応援しています。日本一奪還してください。
後輩選手のみんな
本当に後輩なのかと疑う人も一定数いますが、それでもおばさんはみんなが笑顔で絡んできてくれると嬉しかったです。怪我とコンプラ違反だけはくれぐれも気をつけて、悔いなくラクロスを楽しんでください。
あとは、ASと沢山会話してほしいです。役割が違うからこそ、ちゃんと話さないと足並みは揃えられません。
アーセナルのみんな、ウィンターまじ頑張ってね、優勝してね。みんながいつも笑顔で話しかけてくれるから、実はアーセ練帯同がひそかな楽しみでした。
保護者の皆様へ
ありがたいことに同期の保護者の方々はもちろん、先輩や後輩の保護者の方々にも覚えていただくこともあり、いつも暖かいお言葉を掛けていただきありがとうございました。
特に同期のお母様方は、4年間あらゆるところで共に喜びや悔しさを共有し、沢山の愛情をいただき、かけがえのない存在です。多くのお母様方が日記リレーを読んでくださっていると知り、メッセージを残さずにはいられませんでした。
次は是非、社会人チームの試合で、同じところから応援したいです。
あと、私の日記リレーの写真は海のお母様が撮影してくださったものです。忘れたくない輝かしい瞬間を沢山おさめてくださり、本当にありがとうございました。
お母さんへ
うちの母は極度の機械音痴なので、これを見ることはないだろうけど一応。
他の保護者の方々とは話すくせに、実は自分のお母さんには思春期みたいな態度をたまに取る情けない娘でごめんなさい。
今まで絶対に無理しかさせてないのに、不自由なくここまで支えてくれて本当にありがとう。おかげさまで最高の学生生活を送ることができました。
大した取り柄のない私だけど、周りの人に恵まれすぎたのは、きっとお母さんの素敵な人柄が助けてくれたのだと思います。
恩返しするためにも、あ、えっと、まずは卒業します。(!?)うん、多分大丈夫だよ。
大切な友人たちへ
いつも話を聞いてくれてありがとう、おかげで辛いことも乗り越えられました。私が自分のことで唯一胸を張って自慢できるのは、素敵な友人に恵まれたということです。これからも一生よろしくね。
次は、信じられないくらい明るい太陽の子、美維奈です。
そして信じられないくらいどこでも寝れます。あんなところでも寝てましたが、お母さんが心配しちゃうので書くのはやめておこうかな。
主務として誰よりも責任感を持って数々の問題を対処し、MGとしてキビキビとメニューを回し後輩育成に奔走する美維奈の努力と部活に対する熱量は計り知れません。
きっとよく寝た分よく育ったんでしょう。
寝ている時とお酒を飲んだ時の彼女はまるで赤ちゃんで、4年間で何度子守体験をしたか分かりません。
太陽みたいに明るい笑顔で、シゴデキ姉御な一面も赤ちゃんな一面も持っているなんて、もう誰も敵いませんね。心配するとしたら、議論大好き彼氏の影響で喋り方が討論者みたいになりかけているところでしょうか(笑)。ちょっとマジでやめてほしいかも。
そして真面目な話、私は彼女に何度助けられたか分かりません。美維奈がいなかったらここまでやってこれなかったと言っても過言ではないです。ありがとね。
そんな美維奈にバトンを渡します。それじゃあ、みいちゃん頼んだよ(^_^)


