2026年度六大学戦第5戦 立教戦 戦評
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【六大戦第5戦 選評】
平素より当部への多大なるご支援・ご声援に感謝申し上げます。
2026年4月26日に行われました六大戦第5戦、立教大学戦の試合結果をご報告いたします。
本試合は六大戦予選最終戦。ここまで無敗で駆け抜けてきた慶應にとって、ブロック首位通過を懸けた重要な一戦となりました。”KING”のスローガンを掲げた以上、決して負けることはできません。

1Q
澄み渡る青空の下、試合開始のホイッスルがフィールドに響き渡ります。立ち上がりは互いに譲らぬ攻防へ。慶應も果敢にゴールへ迫るも、先手を取り切るには至りません。しかし、相手のファールを誘うことに成功した慶應が膠着を破ります。No.4福田天からのパスを受けたNo.31佐藤が鋭烈なショットを決め先制点。さらに続くポゼッションでも再びNo.31佐藤が決め切り、スコアは2-0。流れを引き寄せます。しかし、試合はそう簡単には進みません。相手の連続した攻撃に押し込まれついに失点。2-1と追い上げを許します。それでも崩れないのが”KING”です。No.92間下が安定感のあるセーブで流れを断ち切ると、素早い切り替えで反撃へ。No.85安藤のアシストを受けたNo.4福田天が無慈悲なスタンシューを突き刺し、再び点差を2点に広げます。その後も守備陣が集中を切らさず相手の攻撃を封じ、第1Qは3-1と、慶應がリードして終えます。

2Q
点差をさらに広げたい2Q。最初のフェイスオフは相手へボールが渡ります。No.24泰松がパスカットを狙いますが、グラウンドボールを奪い切れずそのまま失点。スコアは3-2と1点差に詰め寄られます。なかなか決め切れない時間が続く中、均衡を破ったのはオフェンス陣。No.13宮地の裏からのパスを受けたNo.4福田天のショットがネットを揺らし、再び点差を2点に広げます。続くフェイスオフでも相手ボールとなるも、守備陣が激しいプレッシャーでボールダウンを誘います。No.5峰岸がクリアまで持ち込むとボールは再びNo.4福田天へ。これを華麗に決め切り、ハットトリック達成でスコアを5-2と突き放します。相手ゴールに迫り続ける一方、ここで見せつけたのは守備での粘り強さ。No.16中本の激しいボールダウンからのこぼれ球をNo.54岩﨑が掬い、そのまま力強いランクリアで相手のプレッシャーを跳ね返します。攻守において優位を保ったまま、第2Qは5-2で終了しました。


3Q
いよいよ後半戦。相手のファールからポゼッションを得てゴールに迫り、No.9桐原が豪快なスタンシューを突き刺しスコアは6-2。流れを確かなものとします。No.6中村が的確なチェックで相手を沈めNo.19築地がグラウンドボールを取り切ると、No.24泰松の落ち着いたクリアから攻撃へ。パスを受けたNo.31佐藤が鮮やかなまくりショットで決め切り成功。神がかった連携より、スコアはさらに差が広がり7-2。その後もNo.13宮地が追加点を挙げ、愉快なゴールパフォーマンスで盛り上がりに拍車がかかります。さらにはNo.57河野が相手からボールを落とし、生まれたチャンスをNo.70下山が逃さず華麗にスコア。オフェンス最年少、新2年である彼の六大戦初得点に、観客席、そしてベンチからも大きな歓声が巻き起こります。守備陣も集中を切らさず、8-2と勢いに乗ったまま最終Qへ。

4Q
流れを断ち切りたくない終盤戦、ロングのNo.16中本がフェイスオフに挑みます。相手チームの押し上げにびくともしないNo.54岩﨑は粘り強くボールをキープ。ここでフラッグが飛び、慶應は今試合初のエキストラマンオフェンスを得ます。その後一時は守備を強いられますが、No.13宮地がこの試合2得点目を沈めてスコアは2桁の10-2へ。試合を決定づける一撃となります。さらに圧巻だったのはNo.4福田天。よってたかって数多の相手選手に潰しにかかられるも、ボールは彼のクロスから離れません。驚異的なキープ力で会場を大いに沸かせます。しかし相手も負けじと守備を固め、なかなか決定打は見ることができません。互いに譲らぬ攻防が続く中、守護神No.2岩城が安定したセーブでゴールを守り切ります。そして試合終了のホイッスル。主導権を握り続けたまま、試合の幕が閉じました。

試合結果
1Q3-1
2Q2-1
3Q4-0
4Q1-0
よって10-2で慶應の勝利です。
これにより六大戦予選を無敗という形で締めくくることができました。各試合で見せた粘り強さと安定した得点力は、チームとしての確かな成長を示すものとなりました。
しかし、ここはまだ通過点に過ぎません。次に待ち受けるのは、すべてを懸けて挑む「早慶戦」。さらに春の最強決定戦の準決勝へと、試合はまだまだ続きます。これまで積み上げてきたものを真に証明する舞台に向け、チーム一丸となって準備を重ねてまいります。
引き続き、慶應義塾體育會ラクロス部男子への熱いご声援のほど、よろしくお願いいたします。



