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日記リレー

【日記リレー2026 vol.5】「明日を面白くするための、ちょっと真面目な話」〜大類慈英(4年/商学部/MF/#11/慶應義塾高等学校)〜

大畠、紹介ありがとう
塾高からの同期で、無限のお笑いの引き出しを持つ彼ですが、たまにこっちも知らないネタのツッコミをしてくるので反応に困ることがあります。ただこっちの雑なボケに対しても器用に返してくるので脱帽です。特に大一の頃は小島と一緒に雑な絡みをしていた記憶がありますが、嫌な顔ひとつもせずいつもこちらを笑わせてくれてありがとう。
最近ではAのベンチにも入ってくれる機会が増えてきてとても嬉しいです。日本一まで一緒に戦い抜こうね。おすすめのウイスキーも今度教えてください。飲める口です。

まだシーズンとしても結果が出てないし自分としても何も満足のいく結果を残せていないので何が書けるんだろうかと思いますが、それでもここまでの大学ラクロスを振り返るといくつか後輩に伝えたいことがあるので、素直に思ったことを書いてみようと思います。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけたらありがたいです。

1年生
最初の人事では岸と一緒にBチームからスタート。
 
玉置さん、森谷さん、椎名さんをはじめとした先輩方に可愛がってもらいながら、常にのびのびした環境でプレー。マッチアップはいつも上級生で、一年生で失うものがなく上手く行かなくても当たり前。
 
文字通り毎日が「挑戦」。練習が終われば同期とその日できたことを話したり、帰宅途中や入浴中に練習動画やAチームのプレーをみて今日できなかったことを明日試そうと決意。新しいことを試す毎日がとにかく楽しくて自分が少しずつ上手くなっている感覚をひしひしと感じる。
 
高校時代から憧れていた11番を運よく引き継ぐ。それだけで練習や壁あて自主練にいくのに十分すぎるモチベーション。偉大な番号を背負えたことが本当に嬉しかった。
 
シーズン中盤に一度Cチームに落ちたけど、最終的にはBに戻ってリーグの準決勝、決勝と毎試合2ゴールぐらいの結果を残せた。「2年目はもっといけるな」と確信して1年生終了。

2年生
学年が上がり、AチームでAT兼MDとしてシーズンをスタート。六大学では5ゴール、早慶戦でもゴールを決めてご機嫌の滑り出し。
 
夏合宿後の帰りの運転で腰に強い痛み、、、不安が募る。病院にいくと腰椎分離症が4箇所(腰椎は全部で5箇所)という、大学病院の医師も驚くほどの診断に。
 
起床、歩行、運転と私生活に影響が出るほどの痛みで、いったん部活から距離をおくことに。分離箇所が多いため手術はできない。ラクロスの性質上、捻る、反る動きが不可避であるため、長期離脱からの復帰後も痛みはさほど改善されず。痛み止めを飲み、コルセットをガチガチに固めた状態でプレー。
 
関東決勝ではゴールを決めたものの、今度は右肘の靭帯が断裂。全学から復帰したもののやはり調子は上がらず、全日に至ってはほとんど出場できない状態に。
 
3年生
「挑戦」し続けることがちょっと難しい時期。以前のように、運動量で相手に勝り自ら点を決め切るプレーは次第に減り、仲間に預けるプレーが増える。
 
プレーの選択肢が増えたという見方もできなくはない。でも実際には、「どうやったら目の前の相手を振り切って点を取れるか」より、「ここは無理しないのが得策かな」という、やや後ろ向きな思考に傾いていた感が強い。
 
その傍ら、自分は年齢制限で参加することができなかったU20で岸、仁、峰岸をはじめとした選手が活躍している姿を見て、その「肩書き」もさることながら、それ以上にラクロスに夢中になってのめり込んでいく姿を見て、とても羨ましく思った。早く怪我を治して、また本来の自分らしく伸び伸びプレーしたい。

①「楽しむこと=明日を自分自身で面白くすること」

僕がここまでを振り返って後輩に伝えたいことです。

ここでいう「楽しい」は単に部活をエンジョイするという意味ではなく、
「明日はこのダッジ試してみよう」、「シュー練ではこれを意識しよう」「点を決めたらみんなを笑わせるようなこんなゴールパフォーマンスしてみよう」とか明日への小さな仕掛けを作ることです。

そんな小さな挑戦を自分で作れるかどうかで、毎日の景色は変わります。自分や周りの上手くなっている選手を見ていて感じるのは成長するのは「努力しなければ」という危機感に駆られている時よりも「明日はこれやってみたい」という気持ちから生まれるものなんだということ。

慶應はラクロスを持ってきたパイオニアのチームであり常勝軍団、常に日本一を目指しているチームです。だからこそ日本一という遠い結果だけではなく、目の前にある小さな挑戦にワクワクしてほしいです。

選手なら「明日はこのプレー試してみよう」とか「スクワットが先月より何キロか上がった。」でも良い。
スタッフなら「今日は練習の進行が上手くできた」「昨日の練習より声を出せた」、「上手くテーピングを巻けた」でも良い。

どんな小さなことでも良いから明日の練習に対して少しでもワクワクできる何かを探し続けてほしいと思います。

日本一になるのは一日だけ。でもそれを目指す時間は何百日もある。
その何百日の一日一日を期待し、挑戦し続けてほしい。

そしてその楽しさを周りと共有してほしいです。

そうやって「明日はこれやってみたい」と思える日を積み重ねられる人が、最後には一番強いんじゃないかなと思います。

そしてそんな毎日を積み重ねることは、ラクロスが上手くなること以上に四年間、そしてその先の人生を豊かにしてくれるはずです。

②「怪我をするな、怪我したら本気で治せ」

もう一つ後輩に伝えたいことがあります。

「怪我を予防すること、怪我をしたら本気で治すこと」

当たり前のことですが、怪我に悩まされ続けた自分だからこそ強調したいです。

毎日の練習にワクワクしていた自分から、その感覚を少しずつ奪っていったのが怪我でした。

僕自身大学に入るまでは大きな怪我をほとんどしたことがなく自分は怪我をするタイプではないと思っていました。もし今同じようなことを思っている人がいたら本当に油断しないでほしい。

怪我を庇いながらするラクロスは少なくとも僕にとっては全く面白くありませんでした。

試合に出なければ評価は下がるし、痛みを我慢して試合に出ても思うようにパフォーマンスは発揮できず評価が下がる。

怪我が奪うのは、練習時間だけではありません。

「もっと上手くなりたい」
「こんなプレーをしてみたい」

そんな自分の殻を破りたいというラクロスに対する「好奇心」まで次第に奪っていくものだと思います。だから怪我をしたら色々な人の話を聞いて使えるものはなんでも使って治すことに本気になってほしいです。

ラストイヤーを迎えた自分は、紹介を通じてわざわざ地方から専門医にきてもらい、定期的に体を見てもらっています。そこまでして、ようやく怪我をかなり克服できたという感覚があります。

怪我をしないこと。
怪我をしたら本気で治すこと。
シンプルですが、本当に大切なことだと思います。

そして怪我に限らず4年間ラクロスに夢中でい続けることは簡単なことじゃないと思います。

試合に出れない。
ライバルに序列抜かれる。
思うように上手くならない。
チームが勝てない。

理由は人それぞれだと思いますが、以前の自分よりワクワクできない時期は誰にだって来ます。夢中になれないこと自体は悪いとは思いません。むしろ、自分がもう一段階成長するためには必要な時期なのかもしれません。

ただ、「楽しめない」自分をそのまま放置し続けないでほしいと思います。

「何を目指してこの部活に入ったのか」
「自分は何のために頑張るのか」

口に出す必要はありませんが、一度思い返してほしいと思います。

そして、自分一人で考えても分からなくなった時は、周りの人に頼ってください。

先日の安藤さんの講演でもあったように、慶應ラクロスの良さの一つは、圧倒的な先輩の数だと思います。

自分と全く同じことで悩んでいる人はきっといるし、逆に、自分にはなかった考え方を持つ人と話すことで、忘れていた「渇き」に気づかされることもあるでしょう。

だからもし夢中になりきれてないなと思う人は、いつかまた楽しくなるだろうという待ちの姿勢だけでなくまず何か一つやってみてほしいなと思います。夢中というのは待っていれば勝手にやってくるものではなく、自分から起こす小さな行動の先にあるものだと思います。

何を目指すのか。
今日は何に挑戦するのか。
結局明日を面白くできるかは自分次第です。今悩み、ラクロスに夢中になりきれていない後輩がこの日記を読んで、今日何か一つやってみようと思ってくれたら、この拙い文章を書いた意味も少しはあると「期待」してます。

自分自身まだ上からものを語れるほど上手くはないけど、残りのシーズンは、初心に立ち返り、目の前の相手に勝つこと、新しいプレーを試すこと、その一つ一つにワクワクしていたいと思います。「明日はこれをやってみよう」と思いながらグラウンドを後にする。そんな毎日を積み重ねて、その先にある日本一を必ずこのチームで掴み取りたいです。

ここからは恒例の感謝コーナーです。
個人的なメッセージは、書く人と書かない人を自分の中で線引きしているような気がして、あまり書くのが好きではないので、個人に向けての言葉は一緒にお酒を飲んだ時にでも話させてください。

先輩
 生意気で扱いづらい後輩だったかと思いますが、みなさんが可愛がってくれたおかげでここまでラクロスを続けてこられました。最近では、今まであまり興味をもてていなかった後輩との飲み会も、割と自分から動いて開くようになりました。自分がしてもらって嬉しかったことを、今度は後輩に還元したいと思えるようになったのは、少しは成長できた証なのかなと思っています。引退しても可愛がってください。何卒。

同期
まだどのチームも結果が出ていないので、今シーズンを振り返るには少し早いですが、キャラが強すぎるこの代でラクロスができて本当に良かったと思っています。
日本一になって、改めて心の底から「この代で良かった」と思いたいので残りのシーズン、立場は違えどみんなで頑張ろう。

後輩
 以前誰かに「大類さんって怖そうだけど、喋ると案外喋りやすい」って言われたことがありますが、全然喋りかけてください。後輩に喋りかけてもらえると、めちゃめちゃ内心喜んでます。まだ話せてない後輩もいると思うので良かったら話しかけてください。
そしてAにいる後輩は、今は①ができている選手ばかりだと思います。来年や再来年、自分たちがチームの中核になったときにも、その楽しみ方を忘れず、周りと共有し続けてくださいね。
怪我には気をつけて頑張ってください。

うたさん
偉大な番号を継がせていただき、ありがとうございました。僕にとってうたさんは紛れもなく高校時代から僕のヒーローであり、憧れであり、活躍したいと思う原動力の一つでした。
この番号を背負ってラクロスができるのも、あと少し。
最後にもう一度、この番号を輝かせます。応援しててくれると嬉しいです。
そしてこの番号を渡す後輩はおそらくうたさん越えのテストステロン値の高さと得点力を持っています。安心して任せられる後輩なので応援してあげてください。

両親
 いつもそばで支えてくれて本当にありがとう。
 ここには書ききれないぐらい感謝していますが、とにかく長い間、何不自由なく部活ができる環境を作ってくれたことに感謝しかありません。
今までたくさん支えてもらった分、最後は結果で恩返ししたいです。とりあえず今の自分にできる一番の親孝行は、日本一のメダルをかけてあげることだと思うので、あと少しの間頼らせてください。

続いてはTRのあきです。
 一年生の頃からの聖人キャラは、四年生になった今も変わることなく、TRリーダーとして部に貢献してくれています。その面倒見の良さは部活の外でも健在なようで、内定先では早くもご飯会の幹事を任され、ぶん回しているとかいないとか。
そんな面倒見の良い彼女がどんな日記を書いてくれるのか楽しみです。
それではあき、よろしく‼︎

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