【日記リレー2026 vol.4】「心絵」〜大畠弘輝(4年/商学部/C/慶應義塾高等学校)〜

いのげんからバトンを受け取りました。本年度BチームOFコーチを務めさせていただいております、4年の大畠弘輝です。
いのげんとは中学のときよくスポッチャに行くようなかなり仲のいい部類の友人でしたが、大学に入り、規格外のおもしろ人間になって行く様子には少し恐怖すら感じます。理工学部とはそんなに魔境なのでしょうか。
彼に提供してもらった笑いは数え切れませんが、網野の首に危害を加えようとしたあのスナップがダントツの1位であることは確かです。
また家が近くなってしまったので、ぜひ君の主催する日吉会に加入させてください。打倒網野会の戦力として働きます。
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では、本文に入ります。
日記リレーを書く番になり、ラクロス部生活を振り返っていたら、4年間をコーチとして過ごし、そのうち3年間でBチームにかかわるというなかなか不思議なラクロス部生活をしてきているなぁなんて思いますが、その思い出がありすぎるが故、4年間を振り返るみたいな形式で書いてしまうと無限に書いてしまいそうなので、自分が経験したことから伝えたいことを一つ、書かせていただきます。
「ゴール」
みなさん、目標はありますか?Bの選手については面談で短期のものを(なるべく)設定していますし、その日の練習に向けたもの、はたまたオフの過ごし方についての目標など様々あるでしょう。こういったものはみんな言語化できるほど明確で、青防具の彼からは部活生活を通じて致死量の「オフ目標」を車で聞かされていて、そろそろ禁句にしたいほどです。
なので、今日はこういった短期のものではなく、もっと大きな「ゴール」について話をさせてください。
グラウンドにいけば毎日ゴールは目にしますが、そもそもあれを正式なゴールたらしめている要素は何でしょうか。個人的には「その像が詳細まで定まっている」ということだと僕は思ってます。男子ラクロスというスポーツにおいての「ゴール」は、1.83m四方というサイズから、太さ、素材まで正確に定められています。ルールなんだからそりゃそうだという話ですが、練習試合をすると時々登場する歪みまくった簡易ゴールには意外に苦戦しますし、イナイレの「ゴールずらし」は大してサッカーを知らない僕でも知っている超理不尽技です。要はそのくらい、不正確なゴールはやばいってことです。
ではみなさん、ラクロス部員としてのゴールは同様に正確に定められていますか?言い換えましょう。当初の「理想」の状態から解像度を高め、部員として持つ「ゴール」と言える状態に近づけられていますか?試合にでるとか、リーグ戦にベンチインするとかそういった「理想」ではなく、さらにそれをブレイクダウンした、こういう武器を持って活躍できるプレーヤー、こういう知識が必要、そういったものです。
おそらく、小保方さんくらい自身で意識的にそうしてきたと断言できる人はあまりいないでしょう。自分もその一人、「理想」のみで過ごしてしまった人間であり、そのせいで大きな失敗をしました。
コーチとして入部という前代未聞の入部方法の僕にとって、最も困難だったのは「ゴールを創る」ということでした。全日優勝に対してAチームのコーチとして貢献するという理想を持ってはいた。しかし、前例のないポジションでもあり完璧に参考にできる人はほとんどおらず、どんな能力がどのレベルで必要であるか、ということは定まらないまま3年間を過ごしました。ラクロスの知識やリーダーシップが大事ということはなんとなく思っていたが、2年生の頃に間近で見たみきすけさんや清さんのような圧倒的な経験や引き出しを前に、知識面では4年間での限界を勝手に見てしまったし、統率力の面でもプレーヤーとして発揮できるリーダーシップには学生コーチとしては敵わないとおもって軽くあきらめてしまい、代わりに重要となるスキルも模索できなかった。
結果として残ったのは、自分の代にAコーチとして活躍するぞというぼんやりとした「理想」と、2年でBチーム、3年でAチームに携わり、なんとなくうまくいってるんじゃね?という「相対的な自信」だった。そしてそんな中途半端なゴール設定が生んだのが、シーズン頭には当初の目標を達成できない状態になるという悔しい4年目のスタート。(もちろん、今はたのしくやってます。)目指すものも分からず必死さだけを頼りにゴールを狙っているだけだった。だから、もう一度最初に戻って問い直したい。
解像度の高い「ゴール」を持てているか?
チームとしての全日優勝でも、個人として活躍して注目されることでも、どんな挑戦も「理想」とともにあると思います。ただそこに対して、どんなスキルが必要でどんな状態になれば達成できるのか、少しでもイメージできていますか?
やるからには結果にこだわりたい、なんて思っている人は多そうですが、その「結果」や「ゴール」はどんなものかすら言えないのはよくよく考えればおかしなことです。
けれども日々がんばっていると、がんばったことに満足感が出てしまうし、なにか進んでいる感覚があるから大丈夫な気がして大きな視点での振り返りに時間を取らなくなってしまいがちです。
今自分がどんな方向に進んでいるのか、今のチャレンジが「結果」に対してどうつながっているのか、そしてチャレンジを経て「ゴール」はどう変わりそうかということを常に考えつづけてほしいなと、自分の失敗から切実に思います。
そして特にBチームのみんなへ。
それなりに基本が身についた中で、Aでも通用する自分の色を出すことを課題にしている選手がとても多い印象です。AともCとも比較されてしまうような環境だと、自分の立ち位置など相対的な要素について考えがちで、「いま結果を出すこと」「完成度の高い武器で確実に勝つこと」が優先されてしまいがちだなぁと思います。(頭がおかしくなってチェンジアップとかビハインドとかやるような人も現れますし。。)
宇沙美球太くんくらい目の前の競争に真面目なのは素晴らしいですが、時々振り返ってどんなプレーヤーになりたいのか大いに考えてみましょう。おそらく「ゴール」と比べればみんなの武器もまだまだアップグレードできる余地があるし、今は苦手でも覚えればもっと可能性が広がるような技がたくさんあります。
こんなに長々と重要性をいいましたが、ではなにをしたら目標設定ができるのか。個人的に大事なことは二つ、
①ロールモデルを見つける
社会人の方でもいいから、だれかその詳細な像を設定すべきでした。プレーヤーのことについては伊藤も言っていたので、ぜひそちらを参照してください。OFのみんなは個々のスキルだけでなく、どんな武器をもっていてどう嚙み合っているのか、オフボール、自主練、いろんなとこまで丸パクリして参考にしましょう。
②人に相談する
個人的にはここが一番反省でした。主観だけでは目標設定もそこに対しての道のりもずれがちです。僕は割と一人でなんでも処理したがってしまいますが、悩みも一人で持ち続けると段々放棄したくなってきます。あくまでもいったん自分で考えてみた上で、合っているか悩んだら、コーチ・先輩・仲間を頼ることが大事そうです。ディスカッションの中で少しずつ答えを見つけていく、コーチの目的はそのサポートにあるなと最近やっと自ら気づけました。爆速レスは保証できませんがいくらでもLineしてください。
すこし話が逸れましたが結論、もっとありたい姿に対して思考しよう、その詳細像までイメージして今の自分と比較して道筋を立ててみようってことです。要約は簡単ですが実践はありえないほど難しく、Bのチーム作りでも非常に苦戦しています。時々思い出すくらいでもいいから少しづつ、みんなで高めあっていければいいなと思います。
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それでは、ここからは感謝コーナーです。色々な人からの圧を受け、不本意にも長くなってしまったので本当に流し読み程度にすることをおすすめします。
まずは家族へ。
何不自由なく好きなことへ取り組ませてもらえる環境があるということ、本当に感謝してもしきれません。ありがとう。どうして僕と同じ時間に起きているのに昼寝もしないで仕事をがんばれるのか、大人というのはここまでのタフさが求められるのかと、尊敬と同時に将来に怯えざるを得ません。。引退までもう少しだけ、手のかかる息子ですが、社会人になったら精一杯親孝行させてください。
先輩方へ
立場上多くの先輩方と関わり、いろいろ学ばせていただきました。特に育成に携わっていただいた玉置さん、りんたさん、落合さん、石村さん、きみさんからは数え切れないほどです。恵まれすぎともいえる環境でいただいたものを後輩に還元できるよう、より一層精進します。あと福山さんは釣りに行きましょう。
関わってくださったコーチの方々へ
偉大すぎるコーチ陣と同じコーチボックスに入れたこと、とてもうれしかったです。未熟すぎる自分とも議論をしていただくなど、成長させていただき本当にありがとうございました。
スタッフ陣へ
いつも本当にありがとうございます。毎日しょうもない反省を出させてしまって申し訳ない。もっと早めの返信がんばります。
同期へ
みんなの繰り出す悪質なお笑いが本当に大好きです。今年こそは試合で勝って笑えるように、がんばろう。
てんま、仁、しょうえい
2年生の頃、Bコーチとして右往左往していた時に、遠慮なく接してくれた3人の存在に正直かなり助かりました。ありがとう。みんなが幹部として活躍しているのもなんだか感慨深いです。ここから先まだまだしんどいこともありそうだけど、より一層躍動してくれると信じてます。そうだよねしょうえい?
西股
Bリーグ終わるまで、あとどのくらいかはわからないけど、こっからもよろしく。もうメニュー名がおかしくならないと信じています。
加納
四年でAへのチャレンジは想像以上にむずいですが、暇すぎる君ならやれるポテンシャルはあります。道筋はしっかりイメージしつつ、がんばれ。
大塚、白山のキッズたち
2人とも今年になってポテンシャルがなんだの言われ意外と苦労している時間が長そうですが、まぁそんなの気にせず。目標さえ定まれば、それを達成できる基礎とタフさはついていると思います。とりあえず、闘う顔をしなさい(大塚)、謙虚でいなさい(白山)。
宮地
B期間がかなり長くなってしまった中で、腐らずなんなら積極的に後輩に教えるくらいの姿勢を見せてくれてかなり助かりました。車でベンダーだけはやめよう。あと浅羽はおまえのことそんなに尊敬してないらしいよ。
社長
Aの試合で理不尽スコアを決めているとこをみると、あれあいつほんとにBにいたのか?と思っちゃいます。ウィスキー部、大きくしていきましょう。
橋山
ただの超ストイック男だと思ってましたが、最近端々から商学部を感じる要素があってうれしいです。たまにはBに教えにきて。
本郷の方々
しゅうとは本当に最高の後輩やね。門井は英語で話しかけてくるのをやめなさい。たいしはあんまり話せてないですが、こじを救ってあげてください。
ロジカルシンキング組(百瀬・武藤・磯貝)
毎日のようにアップでイエローカードが出てるのでそろそろ頼みますよ。まじでスキルはピカイチな3人なので地道な努力を忘れずに、視座高い高いでがんばろう。
NYの二人
2人のアイデアマンっぷりには意外と助かってます。ただおれがいないとこでコソコソ戦術始めるのはやめて。一回相談はして。
なる王
今どこにいるのかもよくわかっていませんが、復帰待ってます。
BC統括キャプテンand 吉村
ときどき育ちの良さを見せてくるのが癪に障りますが、ひたむきな姿勢は非常に尊敬です。結構声が出るとこもgoodなのであとはジム通いをするだけでしょう。吉村坊主待ってます。
浅羽・Josh Yago・前田
ポテンシャルマシマシなミディー3人の成長は本当にうれしいですが、まだまだ足りないよ。浅羽は返事も足りてません、シモを見習いなさい。シモは合宿での寝ぐせ披露よろしく。前田は寝不足の時が怖すぎる。いっぱい寝て。あと毛利さっさと帰ってこい。
イセキサン
変なキャラ付けをしてしまって申し訳ありません。足速いし飲み込み早いし、教え甲斐しかないね。ケガには気を付けて。
1年理工学部4人組
勉強との両立は本当に大変そうで、シンプルにすごいっす。練習にいけない分はオフの時間の使い方次第。頭使って努力したら絶対にカバーできます。みんな頭いいからできるよね。
文ちゃん
毎日Gup指名していただきありがとう。もっともっとうまくなります。
ここまで長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。これにて僕の日記リレーは終わらせていただきます。
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つぎは大類君です。
同じ商学部の彼ですが、三田に移動してからはキャンパスで見ることがめっきり減ってしまいました。
イケメン・おしゃれとキラキラ要素しかない彼にとって、少々じめっとしたキャンパスという場所はオフを過ごす場所の選択肢にも入らないのでしょう。
パソコンに向かう機会もかなり少なくなり日記リレーの執筆にも苦戦している可能性はありますが、何より彼は結果で魅せる男です。持ち前のセンス溢れる日記リレー、楽しみにしてます。それではよろしく!


