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日記リレー

【日記リレー2026 vol.2】「何様。」〜伊藤優希(4年/法学部政治学科/DF/#22/慶應義塾高等学校)〜

網野からバトンをもらいました、伊藤優希です。素敵な紹介文をありがとう。

彼は多趣味で、常にワクワクする遊びを教えてくれます。そんな彼に魅了されている人は沢山おり、自分もその一人です。その人望から、ラクロス部最大勢力の「網野会」なるグループまで存在しています。一年生のみんなはまだ知らないかな?

またラクロスに関しても、時々練習に入ったかと思えば朝の日吉練で眠い眼を覚ますようなキレのあるダッチを見せてくれます。彼に抜かれたDFは数知れず、自分もその一人です。

網野の紹介文は無限に書けそうですが、締め切りが来たのでここまで。卒業後も末長く。

では本文に入ります。AIに頼らず文章を書くのは久しぶりです。拙い文章だとは思いますが適宜飛ばしながらラフに読んでもらえると幸いです。

などと書きましたが嘘です。拙くならないように推敲を重ねて提出するつもりですし、飛ばし読みされるのは正直悲しいです。ではなぜこのような文章をいれてしまうのか。それは仮に変な文章に仕上がってしまった際の“保険”が欲しいからです。

世の中には2種類の保険があります。お金を払う方と払わない方。辞書に書いてあるのは前者ですが、我々の普段の会話の中には専ら後者、つまり自分の失敗に先んじて言い訳するという保険の方が多く出てくる気がします。期末試験前に「全然勉強してないわー」と言うやつ、周りにいますよね。後輩のみんなは知らないかもしれませんが、まさに僕です。

なぜ保険をかけてしまうのか。それは失敗して傷つくのが怖いからです。保険をかけると、お金を払わずに「あまり本気を出していないから」「これは俺の実力とは違うから」という言い訳が手に入ります。メンタルが弱い僕に取っては非常にありがたい話です。

しかしながら、「ただより高いものはない」という諺があるように、保険の使いすぎには代償が伴います。人間追い詰められて乗り越えた時に成長しますが、保険というのは逃げ道を作って追い詰められない状況を自分で作る作業です。当然メンタルは守られますが成長もないです。

同期を見てもそうです。大学入ってから上手くなったなと思う人は大体ビッグマウスです。勿論失敗したら叩かれていますが節目節目で結果を出しています。一方僕は特に高い目標を掲げることもなく、日々の部活を過ごしています。なんなら1on1などの苦手なメニューの際にはなるべく後ろに並んじゃったりしています。その積み重ねが4年生になっても後輩とポジション争いをしている現状につながっているのだと思います。

とまあ散々過去の自分をこき下ろしてきましたが、自分と同じことをしてしまっている人は少なくないと思います。僕みたいに運動神経があまり良くなく器用でもない人こそ沢山練習して失敗するべきですが、往々にして保険をかけるタイプは僕のような凡人です。これでは上と差がつく一方です。

じゃあ、どうすれば保険を外して本気になれるのか。

僕が思うに、保険をかけないために本当に必要なのは、強いメンタルではなく「心から楽しむこと」です。失敗の恐怖よりも楽しさが上回ったとき、人は自然と逃げ道を作らなくなります。

実際今まで散々保険をかけ続けてきた僕ですが、実は4年生になった今が一番部活を楽しめています。

理由はシンプルで、「仲が良い人の割合が増えたこと」と、「相対的に自分が上手くなったこと」の2つです。周りと打ち解けて居場所ができ、できるプレーが増えてくると、部活は勝手に面白くなります。そのために何をやればいいのか、7年ラクロスをやってきて自分なりの答えが2個あります。

1つ目は、「先輩や後輩とたくさんコミュニケーションをとること」です。
僕自身、人見知りなのでえらそうなことは言えませんが、この部活でよく「政治」なんて揶揄される先輩とのコミュニケーションは、冗談抜きで間違いなく身を助けます。この大学ラクロス生活で部活に行くのが楽しかった期間は、例外なく同チームの皆と仲良くできていた時期です。人見知りな人ほどこの政治を疎かにしてしまうとマジで部活行きたくなるので馬鹿にならないです。

2つ目は、「単純に上手くなること」です。身も蓋もないですが。
じゃあどうやって上手くなるかというと、一番早いのは「上手い先輩の真似をすること」です。僕が今までで一番成長を実感できたのは1年の冬から2年生にかけてですが、その時期はとにかく先代の22番の真似をし続けていました。最終的には周りから「プレー似てきたね」と言われるレベルまで徹底的に真似しました。

慶應には幸運なことに上手い先輩が大勢いて、彼らの動画が毎日手に入ります。これを生かさない手はないです。不思議なもので、実際に姿が似てくるとプレーも上手くなります。天真に似てるねと言われたらショットが速くなったのでしょうし、峰岸に似てるねと言われたら1on1が強いDFになったのでしょう。伊藤に似てるねと言われたアナタはおそらく猫背です。

言葉にしてみると意外と当たり前の二つですが、達成できている人は少ない印象です。ラクロス部生活を楽しむために、僕を反面教師にしてくれれば幸いです。これは嘘じゃないです。

最後に、恒例の感謝コーナーです。

先輩方へ
何考えてるのか分かりづらい後輩だったかと思いますが、仲良くしてくれてとても感謝しています。4年生になった今改めて偉大さを再認識しています。

後輩達へ
人見知りでスカしてる取っ付きにくい先輩だったと思うけど日々のイジりや絡みとてもありがたいです。君たちのおかげで練習が楽しいですありがとう。個々のメッセージは引退後にでも。

両親へ
22年生きてきてようやく気づきました。僕は世界で一番恵まれた子供でした。二人に甘えてたくさん迷惑かけてごめんなさい。本当に感謝しています。日本一の景色見せられたら貰った恩の何%かは返せるでしょうか。

折角なので同期DFプレーヤー陣にも一言

峰岸
日々のハードワークや咄嗟の決断力など、今年に入ってからより尊敬するようになりました。峰岸に怒られないようにこれからも頑張ります。

中本
身体能力や日頃の考え方などかなり自分と似てるところあるなと思っています。ラクロス人生で一回は序列上になりたいものです。

泰松
同じmbtiらしいけど僕にないものを沢山持っているので凄いなあと思います。オンボールの強さとか。嫌われる勇気とか。

岩城
高一の時からずっとやる気なさそう。ずっと一番上手い。

しんや
未だにキャラ掴みきれない。

小島
結婚式呼んで

同期へ
キャラが立ってて同期試合にめっぽう弱いこの代が好きです。最後は笑って写真を。

次はいのげんこと井上です。
彼はいいやつですが変わっています。
彼の将来の夢はサボテンです。
彼は嫌なことがあるとすぐ近くの電柱を抜こうとします。
彼の書く文章が楽しみです。

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