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日記リレー

【日記リレー2023 VOL.20】「成るように成る」〜松岡俊介(4年/法学部政治学科/MD/#14/慶應義塾高等学校)〜

まさやからバトンを受け取りました、4年MDの松岡俊介です。

彼とは同じカテゴリーで、同じポジションという事もあり、今年1年間、部活内で一番仲良くなった友人だと思っています。チームの為にみんなが言いにくいことをはっきりと言ってくれる彼の芯の強さには今シーズン何度も助けられました。もうラクロスの活動は残り少なくなったけど、最後まで一緒に頑張ろう。

あと前回の日記リレーで触れられていた「アパレルデー」ですが、最近実施を望む声が非常に多いので、ついに【10/4,5】に開催しようと思います。また詳細は伝えるので楽しみにしておいてください!

さて、そろそろ本題に入りたいと思います。
4年間多くの人の日記リレーを読んできましたが、ついに自分の番が来てしまいました。何を書こうか非常に迷いましたが、言いたい事はもう今までの日記リレーでみんなが言ってくれたので、ラクロス部での4年間を振り返って思った事を手短に綴らせてもらいます。

このような文章を書くのは得意ではなく、拙い文章になってしまうかもしれませんが何卒お付き合い頂ければ、幸いです。

1年:
小学生から続けていたサッカーを辞めた。おそらく今までの人生で一番大きな決断だったと思う。
これまでいろんな人から「なんでサッカー辞めたの?」と聞かれ、曖昧に理由を言ってきたが、当時のことを思い出すと「自信が無くなり、サッカーをするのが怖くなったから」と言うのが一番大きな理由だった気がする。

大学では1から新しい競技を始めて、もう一度純粋にスポーツを楽しみたいと思って、ラクロスを始めた。

しかし、ラクロス部に入部したものの、一年から全力で取り組めていたかと言うと決してそうではなかった。サッカーへの未練とラクロスで本当に良かったのかなという迷いがずっと心の中にあった。

そんな思いを抱えつつ、練習に行けば、誰よりも壁当てしてクロスワークが高い椎名がいたり、ダッジキレキレが上手な道川がいたりして、他の同期に負けているのが悔しくて、それなりに自主練習には取り組んでいた。

2年:
この年は「挫折」の一年だった。

アーセの中では上手い方だと思っていたが、トライアウトの結果、Cチームになった。
今となっては笑い話で言ってくる人もいるが、当時は本気でラクロスを辞めるか悩むほどショックだった。ラクロスに向いていないのだと思った。だけど、ここでラクロスから逃げたら絶対にあとで後悔すると思い、なんとか続けられた。

結局、2年の頃はBチームには一瞬しか上がることができず、ほぼ1年間をCチームで過ごした。Cチームには、アーセの同期がたくさんいて、仲間と楽しくラクロスをするという入部当初の目標は果たせたが、本当にこれが自分の求めていた楽しさだったのかと疑問が残った。
その後、チームの全日本選手権を優勝する姿スタンドから見ていて、たぶんこういう舞台で活躍することがスポーツをしていて1番楽しい時なんだろうなと思うようになった。
そして、来シーズンは自分がこのような舞台で活躍すると言う目標ができた。

3年:
Aチームで活躍すると言う目標が明確になり、今まで以上に真剣にラクロスに取り組むようになった。

その結果、トライアウトで運よく幹部の目に止まり、初めてAチームに入れてもらう事ができた。

はじめは、Aチームに同期が少なくて、前のような同期と楽しくラクロスがしたいと思う時期もあった。しかし、全員が日本一という高い目標に向かって全力で取り組んでいる環境でプレーする事は、それ以上に楽しくて、毎日が充実していた。
結局この年もAチームの公式戦に一度も出場することができず、終わってしまったけれども、熱量の高い人たちの中で、どうやったらうまくなる事ができるか考えて続ける日々で選手としても、人としても大きく成長することができたと思う。

長々と自分の過去について振り返ってきましたが、自分の経験からみんなに二つの事を伝えようと思います。

1つ目は自分の選択を成功だと思えるか、失敗だと思えるかは自分次第だと言う事です。
もし、自分が2年の時にラクロスを諦めていたら、ラクロス部に入ったことは大失敗で終わっていました。
しかし、そこで諦めなかったからこそラクロス部に入って良かったと思える今の自分がいます。

人は壁にぶつかった時、諦める理由やできない理由を探してしまうものだともいます。

「経験年数が違うから塾高生に勝てないのは仕方がない」
「コーチに恵まれなかったから、うまくなれなかったのは仕方がない」

自分自身もうまくいかない時は、このように諦める理由を探してしまうことがありました。ただ、変えられない過去や環境を憂いている時間はもったいないです。それよりも、どうやったらうまくなるか考え、試行錯誤する方がずっと有意義であり、充実した4年間になると思います。

2つ目は、ラクロス部に入ったからには上を目指して取り組み続けてほしいし、それはいつからでも遅くないと言う事です。
気の知れた仲間とワイワイ楽しくラクロスをやることもいいとは思いますが、目標に向かって本気で取り組む事はそれ以上に楽しいです。自分はそれに気づくのが遅かったですが、いつからでも決して遅すぎる事はないと思います。たとえ今下のカテゴリーにいても、Aチームに上がって日本一を取るという気持ちだけは持ち続けて取り組んでほしいです。どこかで見てくれている人がきっといるはずです。

いろいろ偉そうな事を語ってしまいましたが、自分も日本一という目標に向かって取り組んでいる途中であり、まだまだ課題も多いです。ただ、最後まで本気でラクロスに取り組み、それを楽しみたいと思います。

以上で本題は終わります。

拙い文章にお付き合い頂き、ありがとうございました。

最後に特にお世話なった人たちに、この場を借りて感謝の言葉を伝えたいと思います。

両親へ
小学生の頃から今まで変わらずに自分の部活動を応援し続けてくれてありがとう。ラクロスでは活躍した姿を見せられる時間が短かったけれども、あと少し頑張るので応援お願いします。

同期へ
4年間ありがとう。ラクロス部を今日まで続けてこられたのは同期みんなの存在があったからだと思います。もう残り少ないけど、最後まで頑張ろう。

りんたへ
今年1年間、オフェンスチームを引っ張ってくれてありがとう。りんたの圧倒的なラクロスIQとリーダーシップに幾度となく助けられました。今の慶應オフェンスがあるのは間違いなくりんたのおかげです。ありがとう。

地元のラクロス友達
みんなと自主練をしている時間は本当に楽しかったです。みんなの真剣にラクロスに取り組む姿を見て、自分も負けてられないと今日までやり続けることができました。最後はお互いに戦う事になるかもしれないけど、悔いのないようにやり切ろう。

ここでは、書ききれなかったですが、多くのアドバイスを下さった先輩方や、慕ってくれた後輩など、色んな方々に支えてもらいました。関わってくださったみなさん、本当にありがとうございました。

次は、我らのアーセキャプテン、水上です。
水上は1年の頃から発揮しているキャプテンシーとラクロスに対する熱い想いで、現在はコーチとして活躍しています。コーチとして、多くの後輩に慕われる水上の人望は本当に羨ましい限りです。ただ、4年間同じ部活動でやってきましたが、水上の素の姿を知れているようで、まだよくわかってないのでどんな事を書いてくれるのか楽しみです。では、よろしく!

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