【日記リレー2026 vol.15】「麻中之蓬」〜児玉類(4年/環境情報学部/MF/#8/慶應義塾湘南藤沢高等部)〜

小島から素敵?な紹介をいただきました、児玉類です。
こじの日記リレーにも書かれていたのですが、最近、本当に一緒にいすぎて逆に何を書いていいか分かりません。いっそのこと紹介を放棄しようか迷っていたのですが、しんやから紹介を託されているので書こうと思います。
ついこの前、初めて出会った時の話を一緒にしていて、こじ最初の印象が「嫌なやつ」だったことを伝えたのですが、本人も自覚があったようです。今でも変わらず、「でーぶ」と容姿に対する罵倒を浴びせられたり、不意に殴ってきたりします。誰か助けてください。
そういえば大学2年の夏ごろ、容姿の整った男の子と恋人繋ぎをしながら笑顔で歩いているところを見かけたのですが、あれはなんだったのでしょうか。今度飲んだ時にでも教えてください。
さて、日記リレーが回ってきたのですが、同期や先輩方の文章を読んでいると、みんなブレない目標や強い覚悟を持っていてとても感心させられます。
それに比べ、僕はあまり伝えられることが無いような気がするので、4年間の中で感じたことをそのまま書こうと思います。少しでも共感してもらえたら嬉しいです。
僕は4年間を通して、周りに助けられたと感じることが多々あります。
自分自身、強い意思などがなく周りに流されることが多いので、高い目標や強い信念を持った仲間に引っ張られてここまでやって来れたと思います。アーセナルの時は同期と矢上・壁当てなど自主練の回数を競い合ってたからこそ上達できたし、2年はBチームでBリーグの全学優勝を全員で志していたから本気で取り組めたと思います。
現在も、「日本一」という目標に向けて峰岸を筆頭にみんなが本気で取り組んでいるからこそ、自分も必死に頑張れています(もちろん僕も日本一を取りたいと思っています)。
裏を返せば、僕には自分自身の内側にはそこまで強い芯がありません。よく同期に意思なし人間と言われますが、まさにその通りだと思います。だからこそ、環境が大きく変わったり、壁にぶつかったりすると、楽な方へと流されそうになる、甘い人間でもあります。
これまでも無意識に逃げ道を探してしまうことがありましたが、その自分の甘さを一番痛感したのが、4年になる時の学年ミーティングでした。
みっともない話ですが、コーチ決めを行う中で自分の名前が候補に挙がった時、僕はこの激しい競争から逃れられるなら、それもありだなと考えてしまいました。実際に幹部の同期に、「コーチをやって欲しい」と直接言われた際にも、そのようなことを口にした覚えがあります。
しかし、ミーティングの場で同期たちが涙を流し、熱く「選手を続けたい」と想いを語る姿を見て、そんな自分が恥ずかしくなりました。みんなが本気の覚悟を持っている中で、自分だけがコーチという重要な役割すらも、この競争から降りるための単なる逃げ道として使おうとしていて、自分の薄っぺらさが本当に情けなくなりました。
そんな自己嫌悪に陥っている時、同期や先輩が「お前ならもっとやれる」「類のプレーを今後も見たい」と声をかけてくれました。
仲間の本気に触れて自分の甘さを自覚できたこと。そして、そんな僕を見捨てずに引き留めてくれた声があったこと。この2つがあったからこそ、僕は今こうして選手としてフィールドに立ち続けることができていると思います。
自分の意志だけで戦うことの難しさと、周りの存在のありがたさを本当に実感しました。
そして、この4年間を振り返って思うのは、
「自分ひとりでモチベーションや覚悟を保ち続けるのは結構難しい」
ということです。
僕のように壁にぶつかったりすると、つい楽な方へ逃げたくなる瞬間は誰にでもあると思います。試合に1秒も出場できない時、突然襲ってくる怪我、同期の上達に焦りを覚える時など、部活動に所属している限り数えきれないほどあります。
だからこそ、もし逃げそうになったり、モチベーションが落ちたりした時は、ひとりで抱え込まずに周りの声や環境に頼ってみるのもありなんじゃないかなと思います。同じような経験や挫折をしている仲間がいると思うので、少しでも周りを頼ってみれば、あの時の僕にとっての先輩や同期のように、きっと親身になって支えてくれる人がいるはずです。
それに、先輩や同期のこの「日記リレー」を読むことでも、すごく元気をもらえます。僕自身、気持ちが沈んだ時はよく先輩方の文章を読んで、何度も奮い立たせてもらっていました。
そして逆に、周りで悩んでいる仲間がいたら、ちょっと声をかけてあげてみてください。立派なことは言えませんが、僕がそうだったように、その何気ない一言が励みになる人が、部内にはきっといるはずです。
自分の情けない過去をさらけ出すような文章になってしまいましたが、試合に出させてもらっている以上、チームを背負って立っているという自覚はしっかり持っています。
引き留めてくれた仲間への恩返しとして、そしてみんなで「日本一」を取るために、引退するその日まで、自分にできることを全力でやり抜きたいと思います。
最後に感謝コーナーです。
父親
常に怪我の心配をしてくれたり、ほとんどの練習試合や公式戦に足を運んで応援してくれたり、これまで誰よりも支えてきてもらって、感謝してもしきれません。まだまだ甘えることになると思うのですが、いつか必ず恩を返します。あと、これ以上防具はいらないと思うので聞きにこなくていいからね。
母親
父親と同じく、本当にいつもそばで支えてくれてありがとう。外でも家でも絶え間なくしゃべり続けるその抜群な社交性、少しだけでも譲ってほしかったです。家では常に話しかけてきて返答を面倒くさがることもあると思うけど、これからもその明るさでよろしくお願いします。
兄
昔から常にお手本のようなかっこいい兄として、僕を引っ張ってくれて本当に頼もしいし、感謝しています。今度またサウナにでも行きましょう。次試合見に来たときは絶対点取るから、期待しててね。
加賀さん・大海さん・あつさん・厚東さん・うっしーさん
本当にお世話になりました。アーセコーチの方々のおかげで、ラクロスを好きになれたしここまで成長できたと思います。かけがえのない1年間をありがとうございました。いつかまたアーセで集まりましょう。
鵜沼さん
2年、3年と面倒を見ていただきありがとうございました。点を決めた時に褒めのLINEをもらえて、本当に嬉しかったです。今度は直接観戦に来てくれている目の前で、必ず点を決めます。
ほりげんさん
覚えていないかもしれませんが、鳳凰閣で行われていた合同ファミでコーチの相談をした際に励ましてくれた言葉にとても救われました。いつかお礼させてください。ぜひ試合も見に来てください。
かなたさん、そうえいさん
8番を継がせていただきありがとうございました。お二人のようにとはいかないかもしれませんが、この番号に恥じないよう、最後までしっかりやり切ります。
同期
普段は楽しくて、試合中は頼もしい、最高の同期に恵まれたとつくづく思います。最後はみんなで勝ちましょう。
次は、みなさんお待ちかねの齋喜広洋くんです。
僕の手に負えるような人物ではありませんし、ここでは到底紹介しきれないほど、彼は数々のことを成し遂げてきました。
失恋、腐り、相棒との絶縁、天理大学柔道部、坊主、度重なる覚醒、インスタグラマー、空白の1か月、などなど。
出会った時から人とは違う「何か」を持っていたのですが、4年間を通してそれがどんどん強くなっているような気がします。それにつれ、人に見せられないような写真や動画がアルバムに増えていくばかりです。
最近、某家電量販店でバイトをしているらしく、単三電池を売り上げたと嬉しそうに言ってくれました。今度様子を見に行って、何か買ってあげたいと思います。
そんな彼ですがラクロスに対する熱量だけは1年の時から誰よりも強く、ついこの前、創部以来初?となる1か月でCからAに昇格し、試合のメンバー入りを果たしました。いろいろと規格外な彼ですが、これからのリーグ戦で彼らしい豪快なゴールとパフォーマンスに期待したいです。
波乱万丈な4年間を過ごしてきた広洋が何を書くのか、本当に想像できませんが僕を含め、全員が楽しみにしています。じゃあ広洋、よろしく!


