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日記リレー

【日記リレー2026 vol.10】「期待」〜桐原怜音(4年/法学部政治学科/MF/#9/慶應義塾湘南藤沢高等部)〜

岸敬太郎からバトンを受け取りました、4年の桐原怜音です。

岸、素敵な(?)紹介ありがとう。
最近褒めるたびにいちゃもんをつけてきますが、そろそろ素直に受け取ってください。毎回本当に思ったことしか言ってません。
今シーズンすでに大量得点を挙げていて、さすが「No.1」に相応しい活躍っぷりです。いつもはお互いにふざけてばかりだけど、ラクロスに関しては本当に尊敬しかありません。
去年エアビで撮ったパンイチの写真、さすがにおじさんすぎて今でも面白いです。一緒に筋トレして美ボディー手に入れよう。
本当はもっと書きたいことがあったのですが、岸に怒られそうなのでこれくらいにしておきます。
あ、ニンニクの匂いが染み付いてると思うのでそろそろBlack Mambaのシャツは洗ってね。

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ついに自分にも日記リレーを書く時が回ってきました。自分はよく壁にぶつかった時に、先輩の日記リレーを読み漁っては勇気をもらっていました。なかなかうまくいかない時も、先輩方の経験談を読むことで少しでも希望を持つことができたことを覚えています。この文章も目に留まった誰かの励みになったら嬉しいです。

自分の経験を振り返りながら大事だと思ったことを書こうと思います。全く輝かしい経歴ではないけど、だからこそ共感できる部分があるかもしれません。

1年生。
おそらく他の多くの人と同じように、「日本一」に惹かれて入部を決意した。自分こそが慶應を日本一に導くスターになるんだと意気込んでいた。最初は全てが未知の世界で、自分がどんどん新しいことを吸収していくのがとにかく楽しくてラクロスに没頭していた。毎日日吉での朝練が終わったら矢上にシュー練をしにいき、授業を切っては暗くなってボールが見えなくなるまで練習する日もあった。「自分はこれだけやってるんだから流石にサマーの試合は出れるっしょ」そんな軽い考えを持っていた。

しかし、現実はそんな甘いものではなく、アーセ最初の人事ではギリギリα(3チームに分かれた中での1番上)に食い込んだが、序列はどんどん落ち、サマー当日はついに下から数えて3番目まで落ちていた。この期に及んでも、当時の自分は「ディフェンスが下手だから試合に出させてもらえない」とかいう意味のわからない言い訳をしていた。実際にはただ下手だっただけなのに、現実にちゃんと向き合えてなかったと、今振り返ると思う。コーチから筋トレが大事ってことも言われていたが、技術を先につければ大丈夫だと思い込み、筋トレは後回しにしていた。

こんな感じで、「いつかは試合に出れる」っていう甘い考えを持っていたが、自分の現状を客観的にみることができていなかった。サマー後も序列はなかなか上がらず、結局ウィンターもほとんど試合に出ることはできなかった。

2年生。
矢上でずっと練習していたシュートがトライアウトで評価され、アーセ解体後はAで練習させてもらった。それでも弱みだった1on1ではボコボコにされて、得意だったシュートもAでは通用せず、2週間であっけなくBに落ち、そこからさらにCまで落ちた。この頃にはもうラクロスが面白くなくなってしまい、日本一を獲るなんて大きな目標を掲げることなどできなかった。そこからBにまた上がることはできたが、常に序列は崖っぷちで、試合にもほとんど出られず、人事変動のたびに落ちてしまうのではないかと怯えていた。

Aで試合に出ている同期を見るたびに、焦りで素直に応援できなかったのも覚えてる。同期の同じポジションの人の序列を上から数えて、このままいけば自分の代でも試合に出るどころか、Aチームにいけないなと思ったり、ポジション転向を考えたりしたこともあった。入部当初のワクワク、夢や期待なんてとっくに忘れてしまっていた。

2年生の秋ごろ、自分でも手応えを感じるくらい上達したのを覚えている。苦手だった1on1も抜けるようになり、むしろ自分の強みにまでなった気がする。ちょうど自主練のメニューを変えたり、積極的に先輩にラインで質問したりした記憶がある。ただ一番大きかったのは、自分の未来の姿を想像しつつ、現状を見ることができるようになり、部活への向き合い方が変わったことだと思う。1年生の頃は現状を疑うことなく、「いつか試合に出れるだろう」と盲信していた。一方で2年生の頃は現実に直面し、自分の将来を想像することができなくなっていた。

「未来を信じ、今を疑う」

ここまで自分の経験を長々と書いてきましたが、これが僕が思う大事なことです。

「自分なら上手くなれる」「自分なら試合に出て点を取ることができる」、そう信じ、自分に期待すること。

この部活において、常に自分が周りから期待されていると感じるのは難しいことだと思います。こんなに人数の多い部活なので仕方のないことです。自分もそう感じて、試合に出られない自分の居場所がわからなくなったこともよくありました。だからこそ、自分だけは、常に自分のポテンシャルを信じてあげたい。

「今を疑う」とあるように、未来を信じ、期待するだけではダメでした。1年生の頃の自分も「自分ならできる」って思っていたけど上手くいきませんでした。そこでもう一つ大事だったのが疑うことです。自分の現状を疑うということです。自分が活躍している未来を信じた上で、今の努力で、その未来に時間内にたどり着けるのか。「4年生の頃にはなんとなく試合に出てるっしょ」みたいに考え、将来の自分に任せていたこともありましたが、そのままではおそらく自分が想像する未来に辿り着くのは難しいと思います。

「信じる」ことと「疑う」こと。この両立が、自分にとっては大事だと思います。

ただし、「疑う」はできても「信じる」は、今壁に直面している人からしたらすぐには受け入れ難いかもしれません。また、一度「信じる」ことができたとしても、人事変動だったり試合中のミスだったりでまた振り出しに戻ることもあるかもしれません。

そんな時、自分は入部当初のことを思い返します。自分が日本一に貢献するんだって本気で信じて入部してきた時を。あの夢に満ちていた頃を思い出すと、その頃の自分の期待に応えようと、頑張れる気がします。

こんなことを書いてきましたが、今まだ僕は想像していた景色を見ることができていません。今シーズン、リーグ戦ではまだ無得点だし、自分が思い描いていたプレーもできてるとは言い難いです。

ただ、それでも自分ならできると信じて。自分がA1の舞台で決勝点を挙げてる景色を想像しながら、そのためには何が足りないか考え、残りの短い時間を後悔のないものにしていきます。

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最後に、感謝コーナーです。

両親
4年間何不自由なく、ラクロスに集中できる環境を作ってくれてありがとう。二人の支えがあったからこそ今まで部活を続けていられているとつくづく感じます。最近は少しずつ試合に出ている姿を見せられる機会が増えてきてよかったです。残り短い期間、頑張ってもっと活躍するので、見守っていてください。

加賀さん・大海さん・あつさん・厚東さん・うっしーさん
悩みが絶えず、しつこく質問をしてしまったこともありましたが、どんな時でも親身になって教えてくださりありがとうございました。今の自分があるのは間違いなく、アーセコーチの方々のおかげです。

鵜沼さん
昨シーズンたくさん気にかけてくれてありがとうございます。いいプレーをするたびに毎回喜んでくれたのがめっちゃ嬉しかったです。もっといいプレーする予定なのでまた試合見にきてください。

玉置さん
アーセの頃矢上で教えていただいた時間に救われました。引退してからも、ラインで質問答えてくださりありがとうございます。もっと上手くなります。

同期
愉快なみんなにいつも元気をもらっています。本当にありがとう。この代でよかったです。

オフェンスのみんな
ふざけるのが大好きなみんなですが、決めるとこ決めて結果で示すところ、尊敬してます。みんなのおかげで練習中もミーティングもめっちゃ楽しいです。残りの期間もほどほどに楽しみながら、日本一まで突っ走りましょう。

大山さん
9番を受け継がせていただきありがとうございます。まだまだ大山さんの活躍には程遠いですが、9番をあげてよかったと思ってもらえるよう頑張ります。未だに落合さんと3人のグループに送ったメッセージ、既読が1人しかついてないですが、いつかご飯連れてってください笑

次はASの萌音です。
入部当初からそのビジュアルで多くの先輩・後輩を虜にしてきた萌音のことを知ってる他大のラクロス部も多いでしょう。
そんな萌音とは学部が一緒で、1年生の頃からギリギリの単位数で耐え抜いてきた仲間です。秋学期には3年目のスペイン語を控えてると聞きましたが無事卒業できそうですか?
意外にも今年でラクロス7年目の彼女、何を書くのかとても楽しみにしてます。よろしく!

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