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お知らせ日記リレー

【日記リレー2026 vol.9】「無根拠の自信」〜岸敬太郎(4年/法学部政治学科/MF/#1/慶應義塾高等学校)〜

武史からバトンを受け取りました、4年の岸敬太郎です。

武史、紹介ありがとう。
紹介分が短くて少し悲しくなりましたが、ラインを見返すと確かに麻雀と遅刻連絡しかなかったです。院試も終わったことだし、たくさん麻雀しような!
真面目で優しい彼ですが、一緒に話してみると、ギャンブラー・キレのあるツッコミ・浮ついた話など沢山の魅力であふれています。
最近、ミーティングで大人の色気が増しすぎてるのは年のせいでしょうか。
彼の隠れた一面を見たい人はまず麻雀を勉強して、一緒に卓を囲みましょう。

さて、とうとう自分にも日記リレーを書く番が来てしまいました。高校生の頃から兄の影響で日記リレーを読んできて早7年。こんな思いのこもった文章も、7年後には書けるようになっているだろうと高をくくっていましたが、そんなわけはなかったですね笑。 それでも誰かの背中を押せる文章になれば嬉しいので、自分のラクロス人生で思ったことを素直に綴ります。

大学1年生
Bチームからのスタート。森谷さん、椎名さん、海さん、大山さんなど頼れて親しみやすい先輩方のおかげで、伸び伸びプレーができる。そのおかげか様々な技術を習得し、みるみる上達、Aチームに呼んでもらえる。

しかしAチームでは自分よりはるかに上手い先輩に囲まれ完全に委縮。ミスしないことを最優先にプレーし、挑戦もなくなりラクロスが初めて怖いと感じる。後ろ向きな心が影響したのか、半月板断裂の怪我を負い、5月から翌年の1月までラクロスが出来ない。

大学2年生
怪我明けBチームからのスタート。同期も多く、ラクロスが出来る楽しさから挑戦的なプレースタイルも戻り、Aチームへ再び誘ってもらえる。しかし昨年のAチームへの苦手意識を引きずり、Aに上がるチャンスを断るという愚行。

それでも、石村さんやコーチの大畠をはじめ沢山の先輩に支えてもらい、再度Aに招集され、A六大戦のvs立教で同点ゴールを決める。脳震盪になったほど頭をたたき祝福してもらい、ここで初めてAチームへの苦手意識が消える。

以降シーズンが終わるまでAチーム。苦手意識は自分が勝手に作ったものだと理解してから、Aチームでも挑戦的なプレーが出来、多分一番伸びた時期だと思う。コーチの幹祐さんにもそこを評価していただき、リーグ戦全試合出場。

大学3年生
Aチームからのスタート。U20代表に選んでいただきオフェンスリーダーを務めたり、早慶戦で4得点を決めてMVPを逃したり?と順調すぎる滑り出し。

しかしそれも続かず、左ハムストリングを重度の肉離れ。合宿で再発してしまい(お前のせいではないから泣くなよ、清水!)、U20の大会前に離脱。練習意欲がなくなり、練習に遅刻しまさかのアーセチーム帯同の罰。

一見左遷のようなこの罰が、自分の転機だったと今振り返って思う。自分に憧れてくれて沢山聞きに来てくれる後輩たち、新鮮なことしかなくクロスを触るだけで楽しそうにしてる後輩たち、練習後自主練に誘ってくれる後輩たち。

新しい技術に目を輝かせて、ラクロスが出来ることを喜び、同じスポーツをする友人たちと同じ時間を共有する後輩たちを見て、ラクロスを始めた当初に戻れた気がした。

小学校からラクロスがある慶應は短くても4年間、長いと仁一郎のように25年間ラクロスに関わり続ける人がいる。飽きが来るのが当然だが、1年生と共にプレーすることでラクロスを始めた理由を思い出すことが出来た。

そして今に至る。

振り返ってみると、ほんとに濃い4年間だなと思います。左膝半月板断裂、右膝後十字靭帯損傷、両足ハムストリング肉離れ、A~アーセ全チーム経験、恥ずかしい肩書ばかりですが、一つだけ、ずっと大事にしてきたものを伝えます。

無根拠の自信を持て

7年間のラクロス人生を振り返って、自分を成長させ続けられた要因はこれだと思います。

挑戦することが大事。
先のラクロス人生の振り返りでも、大事だったなと感じましたが、そんなことはたぶんみんな分かっています。でもそれが難しい。

新しいプレーに挑戦するとき。
今まで自分がやってきたプレーを変えるとき。
大事な試合で自分がボールを持ったとき。

「これで合ってるかな」
「失敗したらどうしよう」
「ここは出しゃばらないほうがいい」

そうやって考えているうちに、気づいたら手が止まっている。逃げている。
そんな経験は誰にでもあると思います。

実際、アーセ帯同をさせてもらったときにも後輩から
「ショットの打ち方がちょっと違う気がして、このままやっていて上手くなるのか不安です」
「左手のフォームが綺麗になる練習ありますか」
「それ、俺には無理かもしれないです」
みたいな相談を何度も受けました。
もちろん、技術的なアドバイスはしました。
でも、正直なところ、途中から思っていました。

いや、考えすぎじゃね?

もちろん、考えることは大事です。
自分のプレーを振り返って、どうすれば上手くなるのかを考えることは絶対に必要です。

ただ、考えすぎて何もできなくなるくらいなら、いったんやってみればいい。

ショットの打ち方が合っているかなんて、自分もいまだに分からない。
左手の良い練習なんて、俺も教えてほしい。
自分にできるかどうかなんて、やってみるまで分からない。

なのに、やる前から「自分には無理かも」と決めてしまうのは、あまりにももったいない。
だからみんなには、無根拠の自信を持ってほしい。

「俺ならできるだろうから、とりあえずやってみよう」
「ここで決められるの、俺しかいないでしょ」
「たぶん俺の方が上手いっしょ」
くらいでいい。

根拠なんて後からついてきます。
むしろ、最初から根拠のある自信なんて持っている人の方が少ないと思います。
できるようになったから自信がつくのではなく、
自信があるから、できるまでやれる。

自分はそういう人間の方が、強いと思っています。
アーセ帯同を通して、たまたま教える側に立つ機会をもらって、改めてこのことを感じました。

そういえば、ハイキューの田中も似たようなことを言っていました。
『できるまでやればできる』
自信が持てなくなったときは彼を思い出すのもいいでしょう。

この先、不安で立ち止まることが必ずあると思います。
でも、まずやってみてほしい。踏み出してほしい。

間違っていたら直せばいい。
失敗したら次に活かせばいい。
恥ずかしかったら、まあ俺も散々失敗してきたので大丈夫です。2年生の時なんて、全試合出場してノーゴールです笑。

そんなに難しく考えなくていい。
「俺ならできる」
そのくらいの根拠のない自信を持って、思い切って一歩踏み出してほしい。
そして、その無根拠の自信を、いつか本物の自信に変えてください。
みんなならできると思っています。

根拠はないけど。

なんか名言みたいなのが書いてある文章、憧れるので最後に書いておきます。
「無根拠の自信をもって “プレーは大胆に、日常生活は慎ましく”」
以上です。

思ったより長くなってしまったので、感謝コーナーは短くいきます。たくと、とうざわ、てんま、林さん、その他書いてほしいと言ってくれた諸々、ごめんね!

両親
22年間、本当にありがとう。周囲からもよく言われるけど、本当に恵まれているなと感じます。毎試合応援に来てくれて、試合のビデオまで一緒に見てくるのは少し嫌だったけど、自分のプレーを誰よりも喜んでくれるのは本当に嬉しかった。あと少しだけど、最後まで楽しませられるように頑張ります。お付き合いください。

先輩
生意気な後輩でしたが、可愛がっていただき、ありがとうございました。プレーも生き様もかっこいい人ばかりで、尊敬しかしてません。後輩への接し方、参考にしているのですが、自分たちよりも生意気な後輩が続々と出てきてしまっているのが悩みです。

同期
ほんとに個性豊かで面白いこの代でラクロスが出来てよかったです。スローガンにもこの代の異様さが全面に出ていますが、本当に楽しくて4年間ずっと笑わせてもらいました。ありがとう。最後みんなで笑顔で写真撮ろう

後輩
自分たちの数倍生意気な奴らで時代だなぁと思いますが、たくさん話してくれてありがとう。みんなの試合見に行くつもりなので、怪我だけ気を付けてがんばれ。コタの代の皆には特に感謝してます。ありがとう。

きみあきさん
1番を継がせていただき、本当にありがとうございました。きみさんの1をつけれることが誇りで、毎試合パワーもらってます。自分が、「きみさんの1だから継ぎたい」と思ったように、「岸さんの1だから継ぎたい」と言ってくれる後輩を待っているのですが、なかなか現れません。偉大なきみさんに近づけるよう、残りの期間も頑張るので応援していてください。

櫻井さん
1年間、くそお世話になりました。1番仲のいい選手が自分だったら嬉しいです。櫻井さんのおかげで今年走り切れそうです、ありがとうございます。
でも仲良すぎて、トイレの中まで探しに来たときはさすがに怖かったです。あともう少しお世話になります。

次は足長ダッジマンこと怜音です。
持ち前のスピードでグラウンドを颯爽と駆けるかっこいいプレーをしたかと思えば、低音ボイスで人と角度の違う下ネタを放ち笑わせてくれたりと、彼の緩急にはプレーでもそれ以外でも驚かされます。
最近では、「打ち切りナイス」、「足、速くね」などと褒めてるのか、煽ってるのかわからない声を積極的に出していて、実はフレネミーなのではと疑っています。
そんなワードセンスあふれる彼が何を書くのか楽しみです。それでは怜音、よろしく!

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