関東予選第四戦 明治学院大学戦

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9/24に行われたリーグ第5戦の試合結果をご報告致します。

ブロック内予選も残すところあと2試合となりました。1位突破のためには今後も一切気を抜くことなく毎試合着実な勝利を収めたい、そのような気持ちを胸に戦いの幕開けを迎えます。

第5試合の相手は明治学院大学。本リーグ戦初のナイター環境での試合となり、緊張感が募りますが環境までも味方につけてしまうのが慶應。恐れることなくチーム一丸となって挑みます。

1Q

開始早々#37入谷がクリース前ショットを決め慶應の流れを作り始めます。正確にポゼッションを獲得しつつ1Qが進みますが、今回の試合の難点はやはりナイターであること。慶應にとって不慣れな環境での試合となり、攻撃的なショットを繰り返しますがスコアの波に乗ることを阻まれます。しかしそのようなディスアドバンテージのある状況下でもOF、DF共に普段のプレースタイルを崩すことなく、相手の攻防を鎮め無事優勢状態で第1Qを1-0で終了します。

2Q

1Qラストで獲得した人数有利の状態から始まった第2Q。相手にスコアを許さずこのまま点差を広げていきたいと思うところですが、一進一退の攻防が続き互いにポゼッションを奪い合います。ラスト4分で慶應のファウルにより人数不利の状態に陥りますが慶應DFが難攻不落な鉄壁を作り上げ守り続けます。しかし、相手OFの巧妙なテクニックに牙城を崩され、そのままスコアを許してしまいます。一瞬の引き分けをすぐさま破壊する#7 小川司のトップからの神速のスタンシューがゴールに突き刺さり2-1。戦況を揺らがすことなく第3Qへの良い波を誘導し、安定した状態で前半を終了します。

3Q

徐々に暗闇に慣れ、慶應の勝利への道を確実なものにしようと挑んだ後半。早々に#7小川司の左横からの予期せぬショットがゴールネットを揺らし会場は興奮に包まれます。その後も慶應OFは掴んだポゼッションを無駄にすることなく#30齋藤のボールダウンからの華麗なアシストを受け取った#11貝柄がゴーリー不在の隙を掻い潜り確実にショットを決め切ります。再びお互いがポゼッションを奪い合う時間が続き戦局が難航し始めたところで、相手に立て続けに2点を許してしまい4-3。リードを保った状態ではありますが着実に勝利を手中に収めるためにはさらなる点差が欲しい慶應でしたが、ここで第3Qを終え勝負の最終Qに突入します。

4Q

本試合の勝利を予選突破のために確実に得たいという思いから生まれた熱気が会場を取り囲み、始まったラストQ。應援部不在の試合とは思えぬほどの声援が響き渡ります。ポゼッションを獲得した慶應は強烈なショットを量産しますが、ボールを視界に入れるのもままならぬ環境下ではいつも通りの力を完全に発揮しきれません。相手に追いつかれることなく点差を広げようと死力を尽くして攻防する中#7小川司が暗がりの中に光る一筋の光のような本日3点目の得点を巧みに決め切り更なるリード状態を築きます。その後ラスト2分で慶應のファウルにより起こった人数不利の状況下で相手にスコアを許してしまいます。しかし先ほどの得点でできた1点の余裕を見事守り切り、無事5-4で本日の試合も勝ち切り着実に全日本選手権連覇への一歩を歩み続けることができました。

試合結果

1Q 1-0
2Q 1-1
3Q 2-2
4Q 1-1

よって慶應の勝利です。不慣れな環境下の試合により戦局が難航する場面もありましたが、日々の練習の成果と結束力を存分に発揮し勝利を掴み取りました。

photo by kevinkobayashi