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日記リレー

【日記リレー2023 VOL.6】「好奇心」~神田響子(4年/経済学部/TR/慶應義塾女子高等学校)~

杏からバトンを受け取りました、TRの神田響子です。
杏も書いてくれていますが、この4年間で1番一緒に過ごしたことは確かです。初めて会った川崎練の後に2人でガリガリ君を食べたことを未だによく思い出すよね。常に元気溌剌で活発な彼女は夏になると、袖を肩捲りしてタンクトップのようにしています。本人曰く、選手たちが着ている本物のタンクトップには流石に手が出せないそうですが、なんとなく似合う気もするので1度着てみてほしいです。杏は特に散歩が大好きですが、自由が丘から川崎まで歩いてきた時には理解ができませんでした。一緒にいると元気をもらえるので、最近元気がないなと思う人は杏の近くに行ってみてください。声量には注意です。

女子スタッフが3人続き、内容が少し被ってしまうところもあるかとは思い、自分自身だから書けることとして今までのラクロスとの関わりを振り返りながら思ったことを書きたいと思います。杏が過去を振り返るのが好きではないと書いていましたが、ほとんど書き終えていたのでこのままにします。同期たちに日本語が苦手だと揶揄われる私ですが、精一杯書かせていただきますので、お時間がある方は読んでいただけると幸いです。

なぜ選手としてプレーをせずに、スタッフとして選手を支えているのか、よく選手に聞かれます。この疑問を抱くことにも、元々ラクロスのプレイヤーだった私は少し共感するところがあります。その答えとして、人の役に立つことが好きだから、人の挑戦をサポートすることが好きだから、これらの理由も当てはまりますが、私はラクロスが好きなことが1番の大きな理由だと思っています。「好きこそものの上手なれ」と言いますが、選手にもスタッフにも言えることです。ある物事に興味を持って、自分の好きな物事に注力できるというのは一見簡単そうですが、引退が見えてくると贅沢なことなのかもしれないと思ってきました。

私がラクロスと関わりを持ったのは、小学5年生の時に学校のクラブ活動でラクロス部に入部した時です。当時はラクロスがよく知られていなかったので、どんなスポーツなのかよく聞かれましたが、最近はクロスを持っている人をよく見かけるようになったので、なぜか少し嬉しくなってしまいます。そのような中でもラクロスを選んだのは、体育などで経験できないことをやってみたいという、ほんの少しの好奇心からだったと思います。大学生になって振り返っても、この選択をした小学生の私に感謝をしたいです。クラブチームに所属している時に大学ラクロスの早慶戦を見に行きました。そのスピード感や面白さに圧倒され、自分自身もあの舞台に立ちたいと感じたため、興味本位で始めたラクロスに大学まで関わることができています。しかし生まれつき関節が緩く、幼い頃は脱臼が日常茶飯事だったため、この頃から下半身の怪我と付き合っていくことになりました。

中学でもラクロスをやろうと思っていましたが、ラクロス部がなかったため、小学生の時のように好奇心で馬術部に入部をしました。このことは多くの選手が知らないことなので、驚いている人もいるかもしれません。

高校では学年の5人に1人がラクロス部だったので、学年中に友達を持つこともできました。朝練、昼練、放課後練とラクロス三昧の日々が始まりました。あいにく高校にはグラウンドがなく、狭い屋上のみだったことや部員数が多かったことで、上級生が昼練を屋上でしている間、1年生は毎日昼休み学校の周りを走らされます。この長距離走において、今まで捻挫を繰り返してきていたため、身体の痛みも「いつものようにすぐ治るだろう。」と思い、走り続けました。しかし診断結果は靭帯損傷だけではなく骨折もしていたため、高校1年生の冬に手術を受け、半年後の2年生の夏に完全復帰をしました。高校のラクロス部は引退が早く、この怪我によって大切な時間を失ってしまいました。この経験は後悔していることでもあり、良い経験であったとも思っています。

大学でもプレイヤーを続けることは可能でしたが、自分の怪我の経験を活かせることと大好きなラクロスに関わり続けることを選んだ結果、トレーナーとして選手たちを支え、共に日本一を目指せる環境がある男子ラクロス部を選びました。1年生の時はコロナが流行していた年だったため、例年通りの活動もできず、実際にグラウンドで行った初めての練習は夏頃でした。トレーナーは実地で学ぶテーピングや怪我人対応がメインになるため、一緒に帯同してくださったトレーナーの先輩方に色々教えていただきながら沢山練習をし、先輩選手の方々からも信頼されるトレーナーを目指しました。トレーナーの仕事以外にも新しく学ばせていただくことが多く、あっという間に初シーズンは終わりを迎えました。2年生もコロナによって部活が行われない時期もありましたが、1人でチームに帯同出来るようになったり、逆に後輩に教える機会があったりと自分自身の成長を感じられる年でした。3年生になると、上級生スタッフとしてトレーナーだけではなくチーム全体の運営の仕事にも携わり始めました。自分たちの代のリーグ戦を遠くに感じていたはずでしたが、PRIDEの代の先輩方のリーグ戦を間近にすると、突然実感が湧きました。今まで当たり前のように勝利を手にしてきた慶應男子ラクロス部の強さも共に感じ、チームを強くするためにトレーナーとして新しいことがまだまだできると再認識できたタイミングでもありましたが、もっと早くから行動すればよかったと思っています。

長々と自分自身のことを書いてしまいましたが、自分の経験を通して伝えたかったことは、ほんの少しの好奇心でも何事も挑戦してみてほしいということです。やってみると思っていた以上に魅力が沢山詰まっているかもしれません。私自身も引退まであと数ヶ月ですが、後悔のないように最後まで挑戦し続け、慶應男子ラクロス部に貢献していきます。

怪我で選手からトレーナーに転向した立場ですが、その経験をしたからこそ言えることを選手に向けて少しだけ書かせていただきます。
私のように「いつも痛いところだから」「すぐ治るだろう」と思っている怪我でも、実際には選手生命に関わってしまうような怪我かもしれません。怪我をしないことに越したことはありませんが、もし怪我をしてしまったのであれば、早期回復のためにも自分の身体と真剣に向き合ってほしいです。いつもうるさく言ってしまっていますが、アップやダウンもしっかり行って、一緒に防げる怪我を減らしていきましょう。「選手が安全にプレーできる環境づくり」をこれからも提供できるトレーナー組織になれるよう、日々努力します。何かあれば気軽に相談してほしいです。

少し話が逸れてしまいますが、私自身人と関わることが大好きで、ラクロス部のトレーナーとして沢山の先輩方や同期、後輩と繋がることができました。周りの環境にもとても恵まれていたと思っています。毎回恒例となっていますが、私もこの場をお借りして周りの方々に感謝を述べさせていただきます。

最初に同期のみんなへ。
入部当初はコロナ禍で、全員で顔を初めて合わせたのはオンラインだったような気がします。例年よりも同期が少なかったですが、みんなと過ごした4年間はとても楽しかったです。今まで迷惑をかけてきてしまったこともあるけれど、日本一を勝ち取るに相応しい、愛され応援されるに相応しいチームとして、最後まで一緒に走り抜けたいです。

後輩TRのみんなへ。
まず、ここまで4年についてきてくれて本当にありがとう。リーグ戦が本格化してきて、ベンチインで緊張している子もいるかもしれないけど全日優勝まで一緒に頑張りましょう。トレーナーのグラウンドでの業務は怪我人対応やテーピングだけれども、そこには専門的な知識が必要で、日本一のチームに相応しいTRになれるように多くの知識をこれからも学んでいってほしいです。今年度の目標として、”日本一の勝因になり続けるためのシステムを構築し、定着させること”を掲げさせてもらいました。理由はトレーナー3年目にして自分がもっと挑戦すればよかったと思った経験があったからです。トレーナーの業務は成果が出るまでに時間がかかるし、新しい策を導入してもそれが正しいのかわからない状況で100人近くの選手たちみんなにその大切さを理解してもらい、協力してもらうことは容易なことではないです。でも、チームを本当に強くしたくて、日本一になりたくて提案したことならば、選手も理解して参加してくれると思います。どの学年でも何か思いついたら先輩に話してみるなど行動に移してみてください。その行動で、より強い慶應ラクロスを作り上げることができるかもしれません。最初から合っていないとしても、試行錯誤を繰り返しながらTR組織のシステムの向上、土台を固めていってください。長くなりそうなのでここまでにします。みんな今度TR会しようね。

同期スタッフへ。
4年間本当にありがとう。1年生の頃は毎日にみんなで準備民、備品リスト、備品車の手配、色々なことに追われていたけど今思い出すといい思い出です。6人で集まることも滅多にないけど、なんだかんだ仲がいいのがこの代の良いところだと思っています。恥ずかしくて面と向かっては言えないけど、大好きです。最後までみんなで頑張ろう。

最後に両親と妹。
いつでも私がやりたいことを全部やらせてくれたこと、応援してくれたこと、本当に感謝してもしきれません。まだまだ頑張るので最後まで見守っていてください。迪子もトレーナーとして全力で選手を支えて、悔いのない大学生活にしてね。これからも応援しています。

そして、OB・OGの方の皆様、今までお世話になった先輩方、監督方、コーチ陣方、社会人トレーナーの方、そして保護者の皆様に感謝を申し上げます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

次は1度も変換で名前が出てきたことがない厚東です。同期からいつも喋り方を真似されている厚東ですが、最近初めてパーマをかけたそうです。はじめは雨の日に会ったので違和感はありませんでしたが、晴れた日に会うと異様に髪が濡れているように見えたので、本人に聞いたところ9プッシュ分のオイルをつけているそうです。男の子の髪事情はよく分かりませんが、正しくないことだけは分かるので誰か教えてあげてほしいです。いつもニコニコしている彼がどんなことを書いてくれるのか楽しみにしています。

よろしく!

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