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日記リレー

【日記リレー2023 VOL.10】「鋳型」~椎名仁太郎(4年/理工学部/AT/#52/錦城高等学校)~

留学行ってて1、2年からの知名度0の斎藤からバトンを受け取りましたATの椎名仁太郎と申します。斎藤はたまに練習に参加してくださる、昨年度卒業したレジェンドATの斎藤さんと勘違いされがちですが、そんな大層な人ではないので絶対に間違えないでください。斎藤は大学一年の8月に入部してきてスタートが遅く、最初は顔とクレイドルがデカかったのですが努力の末クレイドルは小さくなり、留学直前はメンバーが揃っていた昨年のBに食い込めるほどになった実力者です。同じ日吉住みでよく一緒に練習し、よく遊んだ仲なので思い出深い人物の一人です。

さて、僕の日記リレーですが本当に何を書こうか悩みました。何か口で言うことは簡単ですが、それを実現することはとても難しいです。人生を振り返ってみると無駄に野心だけは強く、目標を高く設定してきましたが受験なりラクロスなり成し遂げられたことは決して多くはないです。だから何か人に言えた立場でもないので、ラクロスのモチベが上がるような熱い言葉は他の同期に任せて僕は、人生において恵まれていたと感じる人との出会いについて書いていこうと思います。

冒頭でも述べましたが、僕の人生、特に大学では人との出会いに恵まれています。ラクロス部の先輩、同期、後輩、そして学科の友人や友人の紹介でできた友人など大学4年間で交流の幅が一気に増えました。その一人一人、繋がることができてよかったと思える人ばかりです。なぜそう思えるのか、それは自分を取り巻く人々が新しい価値観や考え方、そして何か新しいことに挑戦するきっかけを与えてくれるからです。

僕がラクロス部に入った経緯、これは紛れもなく友人の影響です。一年の浪人を経てなんとか合格した慶應、当時はもうきついことはしたくない、どこか適当にサークルに入って遊んで4年間過ごそうと考えていました。そんな中、コロナ襲来により大学に通うことはおろか、外出すらできない状況でした。

小学校から野球に打ち込んでいたこともありずっと家にいることは退屈で、生活に物足りなさを感じていたところ、ラクロスをしている地元の友人や高校同期がラクロスを勧めてくれました。すぐにズーム体験会に参加し、諸先輩方の熱い語り、そして日本一を目指せる環境に惹かれ入部を決めました。

ラクロスを勧めてくれた友人らがいなかったら自分の大学生活はどうなっていたのだろうと考えるだけでも恐ろしいです。それくらいラクロス部に入ってよかったと思うし、彼らには頭が上がりません。日記リレー越しになるけど本当にありがとう。

ラクロス部に入ってみると同期は自分以外中高一貫か男子校出身でノリが新鮮で笑いのレベルが高くて育ってきた環境がまるで違うと感じたのをはっきりと覚えています。自分のあらゆる価値観や考え方が良い意味でまるっきり変わったと思います。

また、選手を続けるかコーチをするかの決断でも同期の影響が大きかったです。ラストイヤーでは元々コーチとして日本一に貢献しようと考えていました。牛山ほど選手として日本一に貢献できるという自信がなかったからです。しかし、同期がお前なら行けると言ってくれたこともあり選手として部に貢献することを選びました。

それから、今シーズンからATにポジション変更したのもオフェンス幹部の二人が提案してくれたおかげです。もっと早くから始めておきたかったと思えるくらい自分に合っているし、純粋にラクロスをMDの頃より楽しめています。

今は第一線で日本一達成に向けて貢献できているわけではないけど、将来の慶應ラクロスを担う後輩とBリーグを戦っています。後輩たちとBリーグ優勝して後の慶應ラクロス日本一に少しでも貢献できるよう選手としての務めを果たしたいと思います。選手続行を後押ししてくれた同期、ポジション変更を提案してくれたオフェンス幹部陣に感謝しています。

ラクロス以外でも、友人がきっかけを与えてくれたことは大きいです。尊敬する医学部生の親友の影響で医療につながる研究を大学院でしようと決めました。英語を話す機会が欲しいという友人と一緒にキャンパスを歩いている留学生のナンパをしました。毎週国際寮に招待してもらい手作りのヨーロッパ料理を振る舞ってくれるくらいには仲良くなり、彼らが famigliaやamigoを何よりも大事にする文化を学びました。また、仲良くなったイタリア人留学生の影響でイタリア語の勉強を独学で始めました。独学で勉強する習慣は、テスト期間でなくても何かしら勉強している学科の友人や量子力学を勉強している猪が刺激となっています。

周りにいる人を見れば人となりが分かるというのは本当にその通りだと思います。上記のようにラクロスに限らず自分を構成する考えや価値観、自らの行動は周囲の人の影響が大きいです。小説家の森絵都さんの言葉を借りるなら、

「人と出会うということは、自分の中に出会ったその人の鋳型を穿つようなこと」(対岸の彼女:解説)

ということです。

自分に軸はないのかと言われるかもしれませんが、その通りで軸はないです。たかが二十数年生きただけで自分の軸はこれだと決めつけてしまうと、自らを縛り付けてしまうかもしれないからです。だから色々人生経験を積んで取捨選択を繰り返して徐々に形成されていけばいいと思っています。これからも様々な人と出会い続け、自分の中に「鋳型」を増やし、新しい発見をしていきたいと共に、既に周囲にいる人々とももっと交流を深めていきたいと思っています。

ラクロスから話はそれましたが、僕の話は以上です。ここまで読んでいただいた方々本当にありがとうございました。

最後に感謝を述べたいと思います。

同期へ
選手としてここまでやりがいを持ってラクロスできていることは同期のおかげです。同期で集まって馬鹿みたいに飲んで騒ぐ飲み会が一番好きです。末長くよろしく。

スタッフへ
いつも何不自由なく練習できる環境を作ってくれてありがとう。

後輩へ
今シーズン、プレイヤー同期が少なくてつまんないだろうなと悲観してたけど蓋を開けてみれば生意気すぎるけどおもろすぎる後輩がいました。特に去年から一緒にプレーしてる山田駿平大山谷長瀬荒瀬秦ありがとう。Bリーグ優勝しよう。

両親へ
この家族に生まれてこれてよかったです。小さい頃から好きなこと全部やらせてくれて本当にありがとう。これからも元気でいてね。

次のバトンはASリーダーのわたるです。わたるは容姿端麗、頭脳明晰、笑顔が可愛い、仕事が早い、声が高い、いつも彼女がいる、など、彼のいいところだけで日記リレーがかけてしまいそうなくらい魅力に溢れています。ゴーリーアップの時など、たまにいじってくるわたるにうるせえよときつめに返すと嬉しそうな顔するところが好きです。いつも66でいいプレーすると心から声が漏れるようにリアクションしてくれるところも好きです。ASが人員不足でオフが少ない中いつも早く動画アップしてくれてありがとう。日記リレー楽しみにしてるよ。よろしく!

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