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日記リレー

【日記リレー2022 vol.28】「原動力」〜中林翔央(4年/商学部/MF/#0/慶應義塾ニューヨーク学院)〜 

中根からバトンを受け取りました、中林翔央です。

ラクロスIQが高く、黄金に輝く彼の両手から生み出される巧みなチェックやグラボは、幾度となくチームを救ってきました。彼とは、アニメの話をしてよく盛り上がります。中根の言うように、いつかアニメ大好き三銃士の一角である、旭君と、入谷君の4人で話をしてみたいです。きっと、新たな世界を見せてくれるのでしょう。

さて、ついにこの時期がやってきました。

一部の人は知っているかもしれませんが、私は自分の感情を表に出すことがあまり得意ではありません。文章においても自分の想いをしっかりと言葉にして書くことができるか不安でたまりません。なかなか酷い内容になっているかもしれませんが、少しでも理解していただけたら、幸いです。拙い文章ではありますが、よろしくお願いいたします。

今年でラクロスを始めて8(7)年目となりますが、よくここまで長く続けられているなと自分に驚いています。

いままで、サッカー、テニス、剣道、水泳など、沢山のスポーツを経験してきましたが、どれも長続きしませんでした。

なぜ、ラクロスだけここまで長く続けることができたのでしょうか。

色々考え、根本的に「ラクロスが好きだから」にたどり着きました。

1on1で相手を華麗にかわしたとき、シュートが四角いゴールの角にあたって入った時の音、試合でシュートがゴールネットを揺らし盛り上がるとき、どれも好きです。

たとえ、どんなにプレーがうまくいかなくても、試合で点数を決められなくても、周りから下手くそと言われても、ラクロスが好きだから、次の日にはグラウンドに立ってプレーしているのだと思います。

とはいったものの、僕は一度ラクロスを辞める決断をしたことがありました。

高校での引退試合後、同期のラクロス部員達が大学でも続けることを表明している中、僕は大学でラクロスをしないことを口にしていました。

理由は情けないですが、大学でラクロスをやれる自信がなかったからです。

毎朝4時に起きて始発に乗って、100名以上が在籍するチームで日々鎬を削りながら、Aチームに在籍し、試合に出続けられる自信がなかった。先ほどまではラクロスが好きだとか言っておきながら、こんな理由で辞めようとしていたなんて情けないですね。本当にその通りです。

ギャップイヤー中(高校卒業から大学入学までの期間)、ニューヨーク校ラクロス部同期達が大学ラクロス部や社会人の練習に参加している中で、僕はアルバイトに明け暮れていました。ラクロスのことを考えないように、SNSでラクロスに関して一切調べないようにしていたこともありましたが、半年間一日たりとも忘れることはできませんでした。

自分はラクロスが好きなのだなと思い、気が付けば、根布や慶治に「大学の練習に参加したい」と伝えていました。

初めて、大学ラクロス部の練習に参加したとき、20回以上転び、1on1で1度も勝てず、パス・キャッチミスは数えきれないほど連発し、練習が終われば、ヘトヘトで立ち上がることすらできませんでした。正直もう少しできると思っていましたが、手も足も出ずに、数日後、Bチームコーチから「明日からCチームで」と言われました。

Bチームのレベルについていけなかったから、当然の結果ではありましたが、正直悔しかったです。

Cチームの練習に参加し、Bとはまるで環境が違って、レベルも高くなく、雰囲気がゆるく、早く結果を残してBに上がりたいと、そう思っていましたが、気が付けばDチームにいました。Dチームの中でも、評価は一番下で、本当のドベです。

ラクロスが好きで、入部したにもかかわらず、いつの間にかDチームで、組織の中で底辺にいました。真夏で一時間ひたすら僕ともう一人のDFの人と1on1をして練習が終わった日は、僕は一体何をしているのだろうと、心が折れかけそうにもなりました。

ただ、そのDチームの経験を乗り越えることができたのも、根本的にはラクロスが好きだったからだと思います。どんなに下手くそでドベでも、頑張れば報われる。それがラクロスで、このスポーツの好きな部分の一つです。

Dチームのときは、一日のラクロスに充てる時間を増やしました。

朝部活に行き、大学の講義を受け、空きコマは、壁打ちや筋トレ、矢上でシュート練をひたすらしていました。大学から家までの通学時間は、その日の練習の動画を血眼になりながら見て、家に帰ってきて、ラダーとクロスをもって、近くの公園でアジリティと壁打ちをして、寝る前はストレッチを30分して、6時間は睡眠時間をとる。そんな毎日を過ごしていました。他の人からすれば、当たり前のレベルかもしれませんが、僕にとっては最大限できることをしていました。きつくて、サボろうかなと思うこともありましたが、取り組んでしまえば、決して嫌ではありませんでした。日々上達して、成長する実感があり、もっとラクロスが好きになったからです。

半年後、新シーズンが始まり、トライアウトで結果を残し、Aチームに入ることができ、今に至ります。

皆が、ラクロスを続けられる理由はなんでしょうか?

部員の中で現状に不満や疑問を抱いている人には、特に聞いてみたい。

理由が見つかったら、忘れず胸にしまいながら、引退まで突っ走ってください。

どんなに大変で打ちのめされそうになっても、原動力となって、乗り越えられるはずです。

あと、これは完全に余談ですが、Aチームには僕以上にラクロス好きな人が沢山います。

僕の知っているラクロス好きな人に共通しているのは、自分でクロスを編むことができて、暇さえあればアメリカのラクロスの動画を見ています。クロスの編み方の相談をすれば教えてくれるし、アメリカの大学ラクロスの話をすると、当たり前のように知っていて、盛り上がります。

アメリカのラクロスは見ていて面白い。家で何となく携帯を触っている時間があるのなら、5分でもいいから見て欲しいです。世界が変わると思います。Youtubeで「Lacrosse」と検索して、適当に動画を再生するだけです。

最後にここまで自分を支えてくれ、お世話になった人たちに向けメッセージを書きたいと思います。

同期へ

話しかけにくいと思うけど、明るく接してくれてありがとう。

特にAチームのみんなには迷惑かけていると思う。

皆とラクロスをすることが楽しくて、選手としてももちろん、人間としても成長させてもらいました。感謝です。最後までよろしくお願いします。

スタッフへ

僕たちがここまでストレスなく練習ができているのは、スタッフのおかげです。正直、選手よりもきついことが多いと思います。どんなに大変でも、選手の前では、嫌な顔一つもせず、一生懸命取り組んでくれて、ありがとう。

やまと

毎回「なんでラクロス始めたの?」って人から聞かれたとき、高校のルームメイトがラクロスをしていて、それがきっかけで始めたと言っています。やまとがルームメイトでなければ、絶対にラクロスはしていなかったです。

ラクロスに対する気持ちは人一倍強い。高校の試合後、疲れ切って俺ら全員スタディーアワー中部屋で寝ていて、寮監に怒られたとき、やまとがイケボで寮監を必死に説得していた姿は今でも鮮明に覚えている。大学に入ってからは、ASとして活躍していて、毎回やまとの作った動画や写真には魅了されています。

やまとがルームメイトで本当に良かった。ありがとう。

あもん

ニューヨーク校のサマーキャンプからの知り合いで、一番付き合いが長い。高校の時から変わらず面白くて、運動神経が良く、なんでもできる。ラクロスでは、同じポジションで、ずっとライバルだと思っている。大学に入って、一緒にC,Dチームで練習をしていたけれど、あもんはすぐにBに上がって、正直悔しかった。あもんを超えたいと思って、もがいていた時もありました。最後まで、ラクロスを一緒にできてうれしいよ。

けーじ

ニューヨーク校ラクロス部の仏様だと思う。優しくて、真面目で、不器用で、努力家で、怪我が悪化してでも練習し続けている姿には尊敬しているが、心配もある。初めて大学の練習に参加するとき、久しぶりに連絡したにもかかわらず、快く受け入れてくれてうれしかった。日吉練の前にケージの家に泊まって、練習にいくことが何度かあるけど、本当に助かっている、ありがとう。

根布

高校で一緒にラクロスを始めてくれてありがとう。ポジションは違うけれど、DF目線のアドバイスとか、褒めるときは心の底から褒めてくれる。大学に入って、同じチームで練習する時間が長い中で、根布の一言はすごく刺激になったし、励みにもなった。1on1で一番マッチアップしたくないほど、根布のオンボールは強くて、嫌だったよ。

つかさ

「ありがとう」という言葉だけでは、足りないくらい本当に助けてもらった。

高校の時は0からラクロスを教えてくれて、暇さえあれば一緒にシュート練、筋トレをして、必死に司の背中を追いかけていた。高校卒業して、ラクロス辞めようと思っていても、最後まで、一緒にやろうって言ってくれた。大学に入って、Dチームにいるとき、心が折れかかっていたけれど、司が「なんでDチームにいるか分からない」と言ってくれて、まだ頑張ろうと思えた。Aチームに入ってからも、プレー面、メンタル面で、沢山サポートしてもらった。ここまでこられたのは間違いなく司のおかげです。いつまでもリスペクトしているし、司とラクロスをするのが本当に楽しい。あと一か月と少し、頑張ろう。

母へ

いつも素直にありがとうと言えなくてすみません。

ラクロスをここまで続けられているのも、母なしでは絶対に無理です。どんなにひどいことを言っても、応援してくれる姿には、感謝しかないです。残りの数か月、存分に応援席で楽しく応援して下さい。

父へ

自由にラクロスをさせてくれてありがとう。

母とは違った形で応援してくれる姿には助かっています。ちょっと悩んだときに、核心を突くようなアドバイスには、幾度となく救われた気がします。スポーツは違うけれど、いまだに空手を続けている姿をみて、自分も頑張れているような気がします。

次はBコーチの根布です。

彼とは、ニューヨーク校で出会い、今年で8年目の仲です。大学一年の時は、ずっと一緒に行動していましたが、最近はワンピースカードにどはまりして、司、あもん、けーじといつも一緒にいて、僕と遊ぶことは少なくなりました。ハブられているのかな。

コーチとしては、部員から信頼が厚く、育成リーグ優勝やBリーグ決勝まで導くその指導力に感心しています。そんな、根布さんですが、24歳の立派な大人として、熱い文章を書いてくれるでしょう。期待しています。よろしく根布!

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