blog
日記リレー

【日記リレー2022 vol.13】「ポテンシャル」~黒柳直輝(4年/法学部政治学科/MF/#10/慶應義塾高等学校)~

選手たちから大人気のマネージャー蔵野さんからバトンを受け取りました、4年MFの黒柳直輝です。

後輩たちに推しのスタッフを聞くと、満場一致でまきなの名前が挙がるほど彼女は人気者です。

1年生の時は口数が少なく僕にとってミステリアスな女性でしたが、最近は少しずつ話してくれるようになって嬉しいです。引退までにもう少し仲良くなりたいものですね。

さて、ついに日記リレーが自分に回ってきてしまいました。何を書こうか悩みましたが、「日記」ということでラクロス部での4年間を振り返りながら、感じた事などを思いのままに綴ろうと思います。僕を知らない人はおそらく読んでも全く面白くないと思います。拙い文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです。

大学1年の4月  ラクロス部への入部を決意

何故ラクロス部に入ったのか。今でもこの質問には明確に答えられない。でも入谷にLINEでラクロス部についてや「おれ試合出れそう?」って聞いていたりしてたから彼の存在は大きかったのだろう。笑 勧誘してくれてありがとう、おかげさまで充実した大学生活を送ることができている。

1年の8月  サマー予選・決勝

この頃は皆と同じ練習をこなすだけだったが、アメフトで培った身体能力のおかげで初めての公式戦ではスタメンとして出場できた。サマー予選の法政戦でうた俺こーづで繋いで取ったあの点は興奮した。フェイス直後にアゴが外れてすぐフライしたのもいい思い出。

1年の12月 アーセナル解体 Aチーム入り

トライアウトでAチームに期待枠としてうたと一緒に入れてもらえた。緊張で押し潰されそうな中、上手な先輩方から技術を吸収しようと朝練そして自主練を頑張った。この期間が一番上達した気がする。

1年の2月 つま恋カップ優勝

同期で仲良くなれたし、経験者たちから刺激をもらえた。個人としてもたくさん点を取れて成長を実感できた。一番ラクロスが楽しかったのはこの遠征だったのかもしれない。

1年の3月 コロナオフスタート

この期間でクロスワークやフィジカルを高めようと田園都市線組(よぴ、ぐば、せいや)を誘って壁あてとジムに通った。ベンチプレスは110キロ上げられていたし、今考えてもストイックだったなと思う。

2年の7月 部活再開

長い自粛が終わり、少しずつ練習が再開された。ショットも早くなったりクロスワークも上がって上達はしていた。ただ自分以上に貝柄海大という男は成長していた。ランシューを大きな武器にした彼は66で得点を積み重ねていった。

2年の9月〜11月 dmfとして関東制覇に少し貢献

細かい理由は忘れたけど2年生の間はDMFをやることになった。ぶっちゃけ悔しかったし、ラクロスのモチベーションはどん底まで落ちていた。うたはどんどんオフェンス技術を高めていき、シーズン終わりには大きな差が生まれていた。それでも2年生で試合に出してもらえたのはとっても良い経験だったし、DMFを全うした。

関東特別大会を優勝した時、大きな喜びはもちろんあった。けれど、それと同時に大きなストレスや緊張から解放された気持ちの方が大きかった。

3年の1月〜

再びオフェンスを出来るようになり、毎日の練習を純粋に楽しんでいた。

3年の6月2日 前十字靭帯断裂

怪我をした瞬間、膝の中でゴリっという音が身体中に響き渡り、大怪我をしたと悟った。川崎スタジアムで1人泣いた。基本的に涙を流さないタイプなので見れた人はラッキーです。怪我をした5時間後くらいには医師から前十字靭帯が切れていて一年弱プレーができないことを告げられた。大怪我が初めてだったからなかなか実感が湧かなくて、ただただ痛い手術が嫌だった。

怪我直後や手術後にわざわざお見舞いに来てくれたり、慰安ドライブに連れて行ってくれたり、「やなぎなら大丈夫、来年までゆっくり待ってるから」と泣きながら言ってくれた人達には感謝しかありません。救われました。

その後は、長いリハビリ生活を送る中でAチームのみんなが楽しそうにラクロスをしているのを見て心が痛くなることもあった。そして気づいたら全日本選手権決勝まで来ていた。

2021年12月19日 応援席から観た全日本選手権制覇

Stealersに勝って全日本制覇を告げる笛が聞こえた瞬間、23年ぶりの快挙を前に鳥肌が止まらなかった。その感動を応援席から目にする事となった僕は、喜びと悔しさが織り交ぜられた複雑な想いを抱いていた。これまで野球とアメフトを戦線離脱することなくやり切れた自分にとって、初めて味わった感情だった。そしてただただAチームの選手たちが羨ましかった。

だが幸いにも、自分にはあの感動を選手として味わうチャンスがあと一回だけある。そして「来年こそ」という強い思いをもってリハビリをやり切った。

今年の5月〜  怪我からの復帰

2月後半にシーズンインしたが、コロナの影響もあって自分が完全復帰できたのは5月だった。Aチーム復帰初日の練習では同期のみんながおかえりって言ってくれて実は心にきてた。

ただプレーに関しては当然だが質が下がっていた。1on1のキレは落ち、思うようにディフェンスを抜けなくなっていたし、ショットも遅くなっていた。復帰直後は沢山の悩みを抱えていたけど、自分なりに解消していった。だが、時間はあっという間に過ぎ、気づいたらリーグ戦が始まっていた。過去4試合、自分はこれと言った活躍がまだできていない。

だけど僕は自分のポテンシャルを信じている。黒柳直輝はまだまだやれる、成長できると。これからあと数ヶ月、最後まで怪我なく走り切りたい。そして今年こそ、心の底から喜べる全日本制覇を達成したい。

このように僕のラクロス人生は、決して甘いものではなく、高く厳しい壁にぶつかってきました。それらを何度も乗り越え、楽しく充実した日々を送れたのは、多くの方々の存在そして支えがあったからです。

そんな方々にメッセージを残して、僕の日記リレーは締めようと思います。

両親へ

自分がラクロスに思う存分取り組めるような環境づくり、サポートをしてくれてありがとう。写真も撮ってくれてありがとう。ちゃんと撮ってくれた写真を選びました。

同期へ

自由奔放で面白くてラクロスがとっても上手い最高な同期たちで良かったです。本当にありがとう、これからもよろしく。

トレーナーの皆様へ

面倒くさい膝のテーピングを毎練習ガチガチに巻いてくださり本当にありがとうございます。思いっきりプレーできているのは皆様のおかげです。あと少しよろしくお願い致します。

うたへ

4年間振り返ってもやっぱり君の存在は大きかったんだなと思いました。沢山感謝です。

グラウンドの行き帰りいつも一緒に歩いてなんでも言える関係だったのに、今では2人だと少し気まずくなるくらいの関係で笑っちゃいますね。

引退までついて行きます主将。

水野へ

いつもいつも車に乗せてくれてありがとう。あと数ヶ月よろしく頼む。一緒にプレーできる日を最後まで待ってます。
皆さん水野の備品車に傷一つでもつけたら僕が許さないのでよろしく。

前十字ブラザーズ(かいち、ぐば)、ぶりぶりへ

冷静に3人とも前十字切るのはおもろすぎです。手術の時とか安心感ありました。ブラザーズ代表として頑張るので応援頼みます。あとあらいとせいやもコーチだけど気をつけてね前十字。

最後に、これまでご指導して下さった先輩方、ラクロスうまくてアツい後輩たち、そしてチームに関係する全ての方々に感謝をお伝えしたいです。ありがとうございます。

以上で僕の日記リレーはおしまいです。

次は、弱冠22歳にして一つ年上の可愛い彼女と制服ディズニーをかましてしまう、老害制服ディズニー男神津くんです。

彼女とばかり遊んでないでたまには僕達とも遊んで欲しいものです。

MFの不動のスタメンであり、ナムジュヒョク似の塩顔イケメンである彼にアツい文章を期待しましょう。よろしく!

PARTNER

共に情熱を燃やしてくださるクラブパートナー様

OFFICIAL SNS

各種SNSでも最新情報を発信中