【日記リレー2021 vol.35】「学び」〜田村脩眞(4年/法学部/MD/#9/慶應義塾高等学校)〜

岡からバトンを受け取りました、副将兼MFリーダーの田村脩眞です。

岡は先日の一橋戦で大怪我をしてしまいました。入院中の看護師さんが可愛いと喜んでいたのでお見舞いに行きたかったのですが、コロナで面会禁止だったため叶いませんでした。早く彼の華麗なグラボとアンダーパスをみたいです。共に日本一になりましょう。

あ、東京の美味しいお店は本当に知りたいです。

はじめに、日頃より弊部の活動をご支援、応援してくださっている皆様へ、この場をお借りして心より御礼申し上げます。最上級生になり、自分が思っている以上の方々が弊部に関わってくださっていることに改めて気付かされました。今後とも変わらぬご支援、ご声援の程、よろしくお願い致します。

何を書こうか悩んでいたら、投稿日の前日を迎えてしまいました。優花から野上までの投稿が空いたのでまだ大丈夫だろうと思っていたら、いつの間にか自分の前の岡の分が投稿されて、非常に焦っております。広報班の皆さん、ごめんなさい。

結局書くことがまとまらなかったので、自分がこの部活を通じて学んだことや感じていることを、いくつか思いつくままに文章に起こしていこうと思います。

当たり前のことですし、拙い文章にはなりますが、所詮“日記”です。個人的に感じたことなのでかる―い気持ちで見てください。

それでは、本題に入っていきます。

―――――――

1.【原動力】

「何のためにラクロス部に所属していますか?」

皆さんはこの質問をされたら、パッと答えを言えますか?

1つでも、複数でも良いです。ただ、考えたらダメです。パッと頭に思いつくかが大事です。

パッと言えた人は、何かしらの原動力を持ち、この組織に所属することに意味を持ち、モチベーションが高い状態で部活をできている人でしょう。

しかし、意外とパッと言えない人も多いのではないでしょうか。

そういう人は、モチベーションを見失ってしまっている人です。

ラクロス部に所属してプレイヤーとしてラクロスをすること、スタッフやコーチとして選手を支えることに意味を見出せている瞬間はモチベが高く、部活が楽しく、成長します。逆に、ラクロス部にいる意味を見失っている時、もしくは大きな目標を達成した時は、なんのために続けているのか分からなくなり、成長しないし、何より楽しくありません。

だから、常に何かに対して「意味」、「原動力」を持ち続けることが重要なのだと気付かされました。

当たり前すぎますね。みんなの日記リレーを見ていてもよく原動力の話は出てきます。しかし、みんな気付くのに時間がかかるんです。

せっかくなので、日記らしく、僕のラクロス人生の原動力の変遷を軽く振り返ってみようと思います。

結局のところ、「成長したい」と「認められたい」に集約していてとても恥ずかしいですが、この日記リレーでは感じたことを正直に書くことを決めたので、書きます。

(塾高ラクロス時代)

話はもう少し遡り、中等部バスケ部の話になります。

中等部バスケ部の頃、中々思うように活躍することはできず、悔しい気持ちを抱えたまま卒業しました。

高校の部活では絶対に活躍すると決意し、数ある部活の中からラクロスを選びました。これが高校3年間の原動力です。

結果なんとか活躍することができ、2部残留という大偉業に貢献することができました。

(大学1年生)

入部当初は、「大歓声の中試合に出て活躍したい」、「日本一目指してみたい」という原動力を持っていました。

Aチームに上がるまではこの原動力でよかったのですが、いざAチームに上がって完全に原動力を失いました。

OF能力を買われて上がったはずがAでは対戦相手を模するDMF。自分が何をすればチームに貢献できるのか、どう成長すれば良いのかが分からなくなり、モチベが迷子になっていました。

Aチームが関東final4で敗退した後Bリーグに出場するためBに合流した時、Aチームにいた自分よりもBチームにいた添田やたくみの方がうまかったのをよく覚えています。

上手い先輩からもっと学ぶとか、DF極めるとか、今思えば原動力をもっと長期的な目線で見て行動するべきでした。

(大学2年生)

この年は、入部当初からの「大歓声の中試合に出て活躍したい」という原動力が強かったです。何千人もの大歓声の中早慶戦に出場することができたのは、最高の思い出です。

しかし、シーズンを通して活躍したかと言われれば、そこそこというのが正直なところでした。

チームとしても負けると思ってなかった東大にfinal4で負け、チームとしても個人としても不完全燃焼でした。

(大学3年生)

この年は、「個人としてもっと活躍すること」、「日本一をとること」を原動力としました。結果、日本一を目指すことは叶いませんでしたが、入部以降最高成績の関東優勝を収めました。しかし、個人としては公式戦無得点。恥ずかしいです。シーズンインしてから練習試合では毎試合コンスタントに点を決めていたのに、公式戦で結果を残すことができませんでした。

(大学4年生)

シーズン前半は、3年の時に活躍できなかったのがトラウマで自分の存在意義が分からなくなっていました。

後輩はどんどん上手くなるし、活躍する。自分は副将なのに、MFリーダーなのに、全然結果が出ない。めちゃくちゃ焦っていました。

けど、シーズン後半に入ってからようやく自分の存在意義、原動力を再認識することができました。「チームを真の日本一に導くこと」です。こんな当たり前のことに気づけていなかったシーズン前半の自分が情けないです。

どのようにスランプから抜け出せるのか考えていた時、色んな組織の優れたリーダーの共通点に気がつきました。

「組織を前向きに主導できる」ということです。

またまた、当たり前のことですね。

ただ、別に世間一般的に思われているリーダーシップがなくても組織を前向きに主導することはできるのではないかという気づきは、自分にとって大きなものでした。

これを自分の使命に落とし込んで考えると、「チームのポテンシャルを最大化してチームの得点を増やすこと」に落ち着きました。

これに気づいてからは、無理に得点を狙って空回りすることは減り、結果としてチームとしても個人としても得点が増えました。

まだまだ課題はたくさんありますが、全日決勝に向けて更にチームとして成熟できるよう、試行錯誤を続けようと思います。

―――――――

2.【勝つことの難しさ】

今年のリーグ戦は早稲田が武蔵に負け、東大が明学に負け、「前評判の高いチーム」が負けるいわゆる「番狂わせ」がたくさん起きています。

慶應はかろうじてfinal4進出を決めましたが、初戦、2戦目共に1点差と苦しい試合が続いています。

それだけ、何が起こるか分からないのが公式戦というものです。

「自分たちよりも格上の相手に勝つ」ことが難しいのは誰もが知っていることです。

しかし、「勝たなければいけない相手に勝つ」ことも、とても難しいことだと気づきました。

慶應は全日優勝を目指しているため、全日決勝までの全ての試合が「勝たなければいけない相手に勝つ」試合になります。

対して、対戦相手は格上の慶應に勝つため、私たちの試合にピークを持ってきます。

この差が「準備」の違いとなり、点差、勝敗に大きく影響してきます。

中央戦の後パンさんに「お前ら、相手のこと舐めてんの?」って言われたのを覚えていますか?決して舐めていたわけではないと思いますが、自分も含め明らかに準備、対策が足りていなかったと思います。

全日決勝までまだ道のりは長いです。

そこまでに対戦する相手は、全力で慶應に勝とうとしてきます。

決して通過点だと思わないようにしましょう。

「勝ちたい」という弱気なスタンスも、「勝てるでしょ」という舐めたスタンスも危険です。

どんな相手にも最高の準備をして、その上で自信を持ち勝負に挑みましょう。

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3.【繋がり】

言葉選びが正しいかは分かりませんが、ストレートに言います。慶應ラクロス部は閉鎖的な組織だなと感じる場面があります。組織としても、個人としてもです。(もちろんそうではない人も沢山いますが、傾向としてと言う話です。)

極端に言うと、慶應ラクロスの世界でしか生きていないと言うことです。

そうすると、視野が狭くなります。

例挙げると、武者修行を積極的に行かないし(FOは別として)、プライベートも部活仲間ばかり。

自分も、以前はそうでした。

新しい環境に飛び込むのが苦手で、友達は部活仲間しかいませんでしたし、武者修行なんて行く気も起きなかったです。

しかし、オフ期間にいくつか社会人の練習や他大学の練習にお邪魔して、新しい気づきを得ることができましたし、自分の所属している組織を客観的に見ることができるようになりました。

ユースや代表に入っている選手、FOの選手は他大学に知り合いが多いと思います。是非その繋がりをチームメイトに還元して欲しいです。

もちろんチーム内でもです。僕らもあまりできていないのですが、学年やチームを越えた交流が盛んになれば、よりコミュニケーションが活発な組織になると思います。

プライベートでも同じです。中高の友達でも、大学のクラスでもなんでも良いです。各々が色んな人との繋がりを大事にして、日常的に沢山の気づくことが大事だと思います。

それが個人の成長に繋がり、更には組織全体の成長に繋がります。

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日記リレーを書きながらこの4年間を振り返って、当たり前だけど重要なことを学べたラクロス部生活は、とても充実したものだと改めて気づかされました。

そして何より、

いつも支えてくれる家族。

技術は勿論、様々なことを教えてくださった先輩、コーチ陣。

練習内外で部のために色々動いてくれているスタッフ陣。

最高の友人でありチームメイトである同期。

騒がしいけどラクロス上手くていつも刺激をくれる後輩。

行き詰まった時にいつも相談に乗ってくれる親友。

他にも書ききれない程の人たちに支えられて、僕は部活をすることができています。

本当にいつもありがとう。

支えてくれている、応援してくれているみんなに、日本一を獲ることで恩返しをします。

さて、みんなへの感謝を伝えたところで、今年の日記リレー最後のバトンを主将の八星に渡したいと思います。

八星は暇さえあれば麻雀をしているのですが、どうやらそれがパスカットの秘訣らしいです。麻雀で相手の手を読むことを鍛えることでラクロスでも相手のやりたいことを読み、DFに活かしているみたいです。

今シーズンのキックオフミーティングで、緊張のあまり「〜であります」を連発しガチガチになりながらスピーチをしちゃう可愛い一面も持つ彼ですが、主将としてどんな日記リレーを書いてくれるのでしょうか。期待しています。

それでは、よろしく!!

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